2021年6月22日火曜日

人生会議とエンディングノート

 このところのお天気は、今月19日の梅雨入り宣言のあと結構晴れる日もあり、気象予報士さんはさぞや困っていることでしょう。洗濯物外干し派のわたしにとっては、ありがたいですが。
 さて、みなさんは「人生会議の日」が2018年に制定され、毎年11月30日であることをご存じでしょうか。人生会議とは、アドバンスケアプランニングのことです。アドバンスケアプランニングとは直訳すると、アドバンス=事前の、ケア=介護・看護、プランニング=計画することです。
 在宅センターでは、「人生会議」を「ひとり一人の人生のこれまでの物語とこれからの物語」と表現します。
 ものごとは、計画通りにはいきません。ましてや人生の計画なんて、と思っております。しかし、だからといって大切な人生、特に命に係わる突然の出来事に遭遇した時に、無計画では何をどのように選択したらいいのか迷うばかりです。
 そこで今回、「栗原市版エンディングノート」を、医療介護分野の専門職者や学生、救急救命士、臨床宗教師、市民代表などのご意見をいただくために「エンディングノート作成委員会」を立ち上げ、作成に取り掛かっております。エンディングノートは、自分の気持ちと向き合い、大切な人に伝えるための手段です。人生会議においての資料ともなります。作成委員の皆様からのご意見や感想は、ブログでご紹介させていただきます。
 また、「栗原市版エンディングノート」が出来上がりましたらご紹介いたしますのでご期待ください。