2025年2月10日月曜日

いしふか終了しました!

 みなさん、こんにちは😀先週は雪・雪・雪!の栗原でしたね⛄今週は少し天気の回復がありそうですが、❄☔マークもチラチラ…寒さ対策雪対策は続きそうですね❄

さて、先週になりますが「第4回いしふか(意思決定するひとの支援者としての自分を深めよう)」の研修会を開催いたしました👏講師にグループホームSAKURA管理者の梅宮将さんをお招きし、グループホームでの看取りの実践のお話と、講話後にパネルディスカッションを行いました😀パネリストには、令和クリニック院長斉藤揚三先生とやまと在宅診療所栗原院長土屋菜歩先生、グループホームSAKURA梅宮将さんの3名で会場とのやり取りを含めてざっくばらんにお話をしていただきました✨✨

梅宮さんの講話『介護施設で最期までケアすること』では、入居者様との普段の会話「誰のことが気掛かり?」「お墓はどうするの?」「延命治療することになったらどうするの?」という内容の動画を見せていただきました😊聞き出すにはちょっと躊躇する方もいらっしゃるのかも知れませんが、利用者さんと社長のテンポのいい掛け合いは普段からの信頼関係がにじみ出ているように感じました💖💖
講話を聞いた斉藤先生と土屋先生から、普段のケアを丁寧に行ってくれているからちょっとした変化を見逃さず家族や診療医に伝えてくれることが有り難いこと、自宅や施設で看取りをするということはその方の日常性の保てるケアが行えている素晴らしいことをお話いただきました😌会場からは「昔、祖父を自宅で看取ったが、家族が本人に“がん”であることを告知してほしくないといい、最期まで告知しなかった。もし、今なら告知して祖父の意思決定を家族で分かち合えたかもしれないと思った」という感想や、「看取りをする時、夜間帯だと職員の人数が少ないので不安は付きまとう」「夜遅くても医師に来てもらえると安心する」「看取りの後に、家族様から“最期まで看てくれてありがとう”と言われると嬉しい」という看取りケアを実践されている介護職の方のお話もありました😌
「いしふか」の最後には、通して参加してくださった皆様へ「いしふか賞」として賞状と梅宮さんの講話の中で使用したアンケートの結果を添付してお渡ししました✨✨
診療が大変お忙しいにも関わらず、お時間を作ってくださいました斉藤先生と土屋先生には感謝状を、梅宮さんにもお渡しさせていただきました✨✨
「いしふか」としての意思決定支援研修会は最後となりますが、これからも事例検討会や研修会の中で「意思決定支援」の在り方は継続して行いたいと思っていますので次年度の事業もチェックお願いします!これからも一緒に学びを深めていきましょう💪💫✨

2025年2月3日月曜日

 立春は一年の始まり

 みなさん、こんにちは😀2月は例年通りの寒さがやってくるとニュースを見ました📺たしかに、今週は雪マーク❄が続いていますね、体調管理と車の運転には気をつけたいところですね👍

さて、今日は立春です🌸二十四節季では、一年の始まり。古代中国から伝わる季節を細かく分けて、その時々にあった暮らし方をしてきたのですね。日は長くなってきましたけど、寒いもんは寒いし東北の春はまだまだ先の様な気がしています😂

さて、今日は出前講座のオファーをいただき、栗駒地区へ行ってまいりました!栗駒地区老人クラブ大会にて、「人生を豊かにするためのエンディングノート」というテーマで30分講話をさせていただきました✨

病状の経過の軌跡の説明や、最期を病院で迎える人は8割、という話を食い入るように聞いているクラブのみなさんが印象的でした。そして、「今日家に帰ったら、こんな話を聞いてきたよ」と話していただきたいとお伝えしました👐

ふだんから、死生観を話し合うことはないと思いますが、こういう機会だからこそきっかけになると有難いと思いますね😄

2025年1月22日水曜日

湧き出る活力

 みなさん、こんにちは😀

大寒が過ぎ、すこーしだけ寒さが和らいだ今週です。とはいえ、小さな子どもから大人まで風邪の猛威は止まりませんね💦栄養と休養は十分に取りながら乗り切りましょう!

さて、昨日は『第9回医療勉強会』がありました✨講師は、みやぎ認知症応援大使に就任しました遠藤実さんです👐👐

第1部は、講話として「住み慣れたまちで仲間たちとつながり自分らしく生きる」をテーマに、若年性アルツハイマーと診断されるまでの出来事やご自分の思い“マインド”をお話いただきました😄スライド操作やフォローは奥様の麻由美さんがしてくださいましたが、さすがご夫婦!息ぴったりのやりとりに聞いている方も感心したり笑顔になったり😃
第2部は、トークセッションとして、やまと在宅診療所栗原の医師である三田貴士先生に御登壇いただき、第1部の講話を膨らませてもらいながら進めました👍「どんな歌が好きですか」という質問から、「日々の生活で工夫していることはありますか」「認知症と診断されて気持ちの変化などたくさんあったと思いますが、奥さんに対して感情的になることはありますか」などなど気持ちを引き出してくれるような質問にも、講師先生はひとつひとつ丁寧にお話しくださいました😊そして、三田先生がご家族や地域の仲間は「本人ができることは手を貸さず見守り、サポートの必要なところとの絶妙なラインを見極めている」という話をまとめた時、すかさず「さすがですね、三田先生」とコーディネーターを褒めて下さる場面に講師の実さんの優しい人柄が溢れ出ていて心が温かくなりました😘
第3部は、遠藤さんの特技をご披露いただくことに!それは、もちろん、『歌』です!新衣装を身にまとい「遠藤実歌謡ショー」さながらの美声に酔いしれました✨✨

青色のキラキラのステージ衣装に身を包んだ実さん

ポンポンを持って登場した三田先生に会場が沸きました!最後はスタンディングオベーションで幕を閉じました✨✨

今回の「第9回医療勉強会」の狙いは、「当事者の思いを聞き、記録ではなく、“記憶”に残す研修会」にすることです。式次第はありますが、配布資料はありません。目の前で話す実さんの姿が全てです。実さんの湧き出る活力が私たちの力になりますね💪💪ここには載せませんが、開幕のスペシャルな出来事も参加者のみなさんの心に残っていると嬉しい限りです😉
来月は、2/18に第10回医療勉強会「口腔ケア」について、があります。こちらは、安定感のある研修会になる予定です👌三浦歯科医院の先生方の掛け合いに乞うご期待!


2025年1月21日火曜日

本日は第9回医療勉強会です

 みなさん、こんにちは😀

表題の件につきまして、ご連絡です💁

本日の第9回医療勉強会は、志波姫にありますこの花さくや姫プラザにて開催いたします。会場準備のため、センターは15:30頃には不在になります。元気に会場でお会いしましょう!

もし、本日急遽参加できない場合には連絡は不要ですのでお気になさらないでください😌

風邪や色々な感染症が流行しています。ご自愛くださいね💖

2025年1月6日月曜日

新年明けましておめでとうございます

 

新年明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。

本年もみなさまにとって、健康と幸福で溢れた年になりますように。

栗原市在宅医療・介護連携支援センター 一同

2024年12月23日月曜日

“かみ”違いはやめて

 みなさん、こんにちは😀栗原にも雪が降りましたね⛄❄高速道路が通行止めになる等、普段と違う道路状況であった方もいたのではないでしょうか。どうぞ時間と気持ちにゆとりを持ってお過ごしください✨

表題の「“かみ”違いはやめて」ですが、先日行われた第8回医療勉強会での一コマです😁第8回医療勉強会は「アウトブレイクを最小限にするために…やっぱり標準予防策!」をテーマに、栗原中央病院 感染管理認定看護師の上野賀子先生を講師にお迎えしました。

その中で、司会の千葉所長が「トイレで手を洗った後にハンカチがないと髪の毛を触ってしまう方いますよね?」と言った際の上野さんの切り替えしです。髪の毛は見えない菌がついているので不衛生、髪の毛じゃなくてペーパータオルで拭きましょうというお話で「やっぱり手洗いマスクって大事なんだ」という再確認ができました👏「感染症のはなし」と聞くと難しいのかな、と身構えてしまいそうですが、エアー手洗いをやってみたり場面別PPEチェックをやってみたりと会場参加型の研修会でワイワイと学ぶことができました😄

会場から、質疑応答で「手洗いマスクのほかに“うがい”ってどうなんですか?」や「感染症の出勤停止期間について他の施設ではどうしているのか知りたい」「コロナやインフルエンザの他にもご家族が手足口病やノロウイルスになった場合は勤務体制はどうしていますか?」などなどたくさんのやりとりがありました!上野さんからは「サービスを優先させるか、それとも…」参加者のみなさんがご自分の事業所へ戻って話し合うヒントをたくさん頂戴しました✨
おわりに、所長の千葉から情報提供として1月の第9回医療勉強会のご案内をいたしました。医療勉強会も今年度はあと2回!おたのしみに!



2024年12月9日月曜日

思い通りにならないことがある

 みなさん、こんにちは😀痺れる寒さを体感する朝でしたね❄先週は師走であることを忘れそうなくらい慌ただしい1週間を過ごしてきたセンターです💦そんなこんなではありますが、やらなきゃいけないことは着実にやっていきたいと思います🙇

12/5は「第3回いしふか」を開催👐43名の参加者のみなさま、忘れずに参加していただきありがとうございます✨前回みなさんにアンケートで「第3回いしふかで事例検討してみたいテーマはありますか」という問いをしたのですが、身寄りのない方と回答いただいた方がダントツでしたので身寄りのない方の支援に寄せて事例を作成いたしました。

事例を2つ挙げ、奇数グループと偶数グループで違う事例について取り組みました。なので、隣のグループではどんな話をしているかな?なんてよそ見するような余裕もないくらいグルグル頭を回転させながら迫る時間を感じながらの研修会だったのではないかな、と思います💫😇事例AとBでは、年齢も性別も疾患も違う二人。共通するのは「身寄りのないこと」です。そして、最大の共通点は「本人の意向が叶わない」というところです。少子高齢多死社会と言われる現代で、少なからず複合的に条件が重なって思い通りにならないことが起きてくるというのはあることです。高齢者支援といいつつも、バックグラウンドに障害や貧困、虐待があった場合「誰とつながっておく」とどうなるか意思決定支援者としての自分は不完全だからこそ本人の意思決定をどうサポートしていけばいいのか考えるきっかけになっていただけたらと思います。(あまり後味のよろしくない事例であったかと思います🙏💦)
「これが正解!」という回答は得られないので、その時その時でいいと思う選択をするしかなくて今でも悔やむことがある三上ですが、事例だけ置いて行ってきたのはお隣岩手県の北上市です😆
北上市医師会様が主催する「令和6年度在宅医療推進のためのスキルアップ研修会」に参加させていただきました✨先進的な取り組みが多く、いつもどんな事業をされているんだろうと強い関心を抱いていたので県外からの参加をご快諾いただき嬉しい限りでした!内容としては、「北上市における高齢者の救急医療について現状とこれから~地域包括ケアシステムの中で~」というタイトルで北上市の中核病院と開業医、救急隊と行政の4者による講義とディスカッションが行われました💁栗原市在宅医療・介護連携支援センターでも「第6回医療勉強会」の中で令和クリニック院長の斉藤先生と栗原市消防救急係熊谷先生を講師に高齢者の急変時の対応と救急搬送の話をしていただきました👴👵北上市と栗原市、それぞれの地域の実情は異なりますが取り組みは見習いたいと感じましたし、多職種連携の輪を広げていく手法は大変勉強になりました👪

センター的師走は今年の振り返りをしながら来年度の事業計画の方向性のまとめていく時期でもあります。第3回いしふかにあったように思い通りにならないことがある、のはもちろん。それでも、「地域包括ケアシステムは誰のためにあるのか」ここをしっかりと軸にして事業を進めていきたいと思っています。