2026年9月24日木曜日

薬局という『相談の拠点』を、あらためて知る。

 みなさん、こんにちは😀本日は9/15に開催いたしました「第2回医療勉強会」の報告です✨今回の医療勉強会では、栗原中央病院の近隣にあります3名の薬剤師の先生をお迎えし、調剤報酬のしくみから、残薬・服薬支援の現場、そして薬の保管や相談のコツまで、盛りだくさんの回になりました😃

薬局にまつわる制度の話、現場の困りごと、そして日々の暮らしに直結する薬の保管や相談の話…どれも「困ったときは薬局へ」というメッセージにつながっていたのが印象的でした✨

お一人目は、仙台調剤栗原店の祐川先生😊テーマは「調剤報酬点数の概要ー算定要件から件から知る薬局にお願いできること」として、保険調剤薬局がどのような場面で医療介護連携に関わるのかを調剤報酬2026年改訂のポイント5つを中心に学びました😉

  • 調剤時残薬調整加算
  • 服用薬剤調整支援支援料1
この2つについては、高齢者は多剤併用になることが多いので“かかりつけ薬局”さんとの連携があることで、「飲み忘れちゃった」ということが続く利用者さんがいたとしても、加算の対象者であれば残薬の確認や調整をしてくれることで解消するケースもあることがわかりました👍
  • 服薬情報提供料2
  • 外来服薬支援料1

服薬状況の変化や気づきを薬局から共有してもらえることが増えると知り、利用者さんの生活の様子がより立体的に見えてくるような気がします😄

「最近飲み忘れが増えてきたみたいです」 「副作用の可能性があるかもしれません」 そんな一言が、ケアプランの見直しや支援の方向性を整えるうえでとても大切だと改めて感じました✨

  • 施設連携加算

施設と薬局の連携が評価されることで、施設入所されている利用者さんの服薬管理がより安心できる形になるのではないかと感じます✊

祐川先生のお話を当して、今回の改定は“点数が変わった”というよりも、利用者さんの服薬を、薬局とケアマネが一緒に支えていくための仕組みが整った💪そんな印象が強く残りました💫


お二人目は、日本調剤くりはら薬局の山田先生😃栗原に着任して1年半弱の山田先生、日々の業務から見える服薬支援の大切さをお話しくださいました✨テーマは、「残薬管理から始まる継続的な服薬支援」です👉👉

「これは日に3回」「こっちは寝る前」というように書いてある通りに飲んだつもりでもピタッときれいに飲み切らないということありませんか?たくさんの薬をもらっている高齢者であれば、なおさらなのでは😖💦診療科ごとに受診日が異なる方、処方日数が7日なのか28日なのか60日なのか、状況によっては残薬数がわからなくなるということもあるのではないでしょうか😓そういう時には、「なぜ飲めていないのか」を薬剤師が丁寧に確認するそうです😌

  • 薬が多くて飲みにくい→薬の一包化、色線でタイミングを可視化、日付の印字、薬カレンダーの使用
  • 飲んだか忘れてしまう→服用時点の簡素化(毎食後を朝夕に)、徐放性製剤への変更を提案(薬の有効成分をゆっくり出させることで服薬回数を減少させたりする)
  • 忙しくて飲み忘れる→生活リズムに合わせた服薬提案
こうしてお話を聞いていると、保険調剤薬局は患者さんの生活に合わせて“無理なく続けられる服薬”を一緒に考えてくださるんだな、と感じました😊近くに頼もしい先生がいてくださるのは有難いことです✨
また、取り組みとして、過剰な残薬のお預かりとフォローアップをしてくださるそうです😉対象者は、残薬調整をしても処方日数以上の残薬がある方(例:28日処方なのに残薬が28日以上ある方など)とのこと。薬局で預かっていただけるということには、
  • 必要な分だけ渡すことで服薬状況を把握しやすい
  • 処方変更時の飲み間違いを防げる
  • 次回処方時に確実に残薬調整ができる
というメリットがあります✨
フォローアップの流れとしては、
  1. 患者さんが残薬を薬局に持参する
  2. 必要日数分だけ返却し、過剰分は薬局で預かる
  3. コンプライアンス不良(医師の指示通りに服薬ができていないこと)があれば電話でフォローする
  4. 次回来局時に服薬状況を確認
薬局が残薬を預かることで、継続的な服薬支援ができるようになります🙆お薬の管理に困ったときには、薬局に相談をしていいということがわかったのは大きな収穫ですね😉


お三人目の講話は、アイン薬局築館店の佐々木先生です😀薬剤師として初めて勤務した地がここ栗原とのこと、栗原の方は優しい方が多いと話されておりました✨
佐々木先生のテーマは「薬剤管理の注意点と薬局の相談について」です😌薬剤の保管について、意外と私たちは知らない“室温”の意味。手始めにクイズとして、「第十八改正日本薬局方において、“室温”はどれ?」という難題が…😦室温は1~30℃と定義されているそうで、ものの見事に薬剤師さん方だけが正解しておりました👀💦多くのみなさんが15~25℃と回答、それは“常温”なのだそう😚
誤った方法で薬を保管すると、高温で成分が変質してしまったり、湿気で錠剤が崩れることもあるそうです💧処方を受ける時にはしっかり話を聞いておかないといけないんだと感じました💨どうしても、「薬局はおくすりをもらいに行くところ」というイメージが拭えない、ということありませんか😒「なんか忙しそうだなぁ」とか「話しかけていいのかなぁ」とか。佐々木先生のお話の中で、薬剤師の介入が再入院の予防につながった事例について説明がありました。薬が段ボールに入りきらないほど余っている、という家族からの相談を受けて訪問薬剤管理指導に入った70代男性の事例を聞き、そういった関り方もあるんだと改めて知る機会になりました✨
また、薬局とケアマネジャーとの連携という点では、「ケアマネジャー・ケアスタッフのための介護支援の手引き」を使ってお話しくださいました✨診療報酬改定でも薬剤師とケアマネの連携強化が明記されておりますが、薬剤師さんは来局する患者さんにケアマネさんがいるかわからないことや代理来局が多く情報が不足していること、必要な薬学的情報が共有され肉といった課題があるとお話くださいました。そこで、薬学的評価をケアプランに反映することができるとよりよいサービス提供ができるのではないかと提案いただきました👏
グループワークやディスカッションのように講師と会場が一緒になって「くすりのこと相談できていますか」という話題で盛り上がりました😀

3名の先生のお話から、薬局に相談することで飲みやすくなったり、効果の改善につながることもあること。診療報酬改定の面からも、「渡すだけの薬剤師」は評価されにくくなっており、国としても薬局の役割強化を進めていること。困った時には薬剤師に一報を!「相談のために薬局を使う」というのも立派な使い方になるということをしっかりと理解しました✨
勉強会を終えて、「これからもっと薬局さんに相談してみよう」「利用者さんの服薬のこと、遠慮なく共有していこう」そんな前向きな気持ちになれた研修でした😄3名の先生方、ありがとうございました❣✨

2026年9月4日金曜日

世界に1冊だけの本と、秋の夜長のはなし

 みなさん、こんにちは😀すっきりとしない雨の日が多い9月の始まりですが、いかがお過ごしでしょうか😊

今月訪れる連休には、いよいよ稲刈りシーズンを迎える農家さんもあると耳にしました🌾黄金色に実った田んぼとアキアカネが飛んでいる様子を見ると、秋の訪れをを感じてうれしくなりますが、これだけ雨が続くと「長雨の影響が出ないといいなぁ…」と思うところです☔

実りの秋を無事に迎えられるよう、そして農家のみなさんが無事に作業を終えられるよう、すっきりとした秋晴れが広がることを祈るばかりです🙏💦💦

さてさて、今回は9/2に行いました『第3回ブックカフェ』のレポートをお送りいたします📖

『第3回ブックカフェ』は、栗駒地区にあります「CafeBeetle」さんをお借りして開催いたしました☕今回もそれぞれおススメの1冊を持ち寄って始まりました~😌
まず、みなさんに取り組んでもらうことは「世界に1冊だけの本」を作ってもらうこと。季節はちょうど秋の入り口🍂表紙にそれぞれの名前を書いてもらったらあなたの物語の始まりです✨中を開くと「秋の夜長をどう過ごす?」という質問が…みなさんならどうお書きになりますか?参加されたみなさんは、「芸術の秋」「もちろん読書」「スポーツジムで汗を流すこと」「夜空を眺めながら好きな音楽を聴いてぼーっとしたい」「寝る前にアイスを食べること」等々個性あふれる回答でした✨
CafeBeetleさんのランチメニューである野菜たっぷりのサラダと芳醇なバターの香りが食欲を掻き立てるピラフをいただきながら、おススメの本の紹介の始まり始まり~✨
トップバッターは所長の千葉から。選んだ本は「わすれられないおくりもの」です。大切なひととの別れを、森の仲間たちが“思い出”という贈り物を通して乗り越えていく物語で、世界各地で翻訳されている有名な絵本ですね😊大切なひととの別れはつらいけれど、そのひとから受け取ったものはずっと心から消えないで残っている―――読んだ後に気持ちがじんわりと温まる絵本です📚✨
ケアマネジャーさんは、「ケーキの切れない非行少年たち」をセレクト📖「普通ならかかるはずのブレーキが、どうしてかからなくなってしまうのか」問いかけながら、非行に至る子どもたちの多くがごく普通の子であり、その裏に精神的なしんどさを抱えていることも少なくないことや、「こうしたら悲しむ人がいる」というところまで想像が届かない子がいること。非行はいけないこと、でも一概に悪いと決めつけられないからこそ支援が必要なんだという言葉が印象的でした👍また、読書家のケアマネジャーさんは「読書生活デザインノート」を買い、心に残った一筋を書き留めているそうです👀✨この本を読んで心に残ったところを教えてくださいました。「子どもに好かれるというのは、挨拶をする、名前を覚える、そういう人と人との関係そのもの」という言葉。特別なスキルはいらない、人として当たり前のことを積み重ねていけば、それが子どもの育ちにつながる。「子どもに限らず、誰にでも当てはまること、肩ひじ張らずにやっていけばいいんだな」と思ったそうです😊

グループホームの職員さんは、「暮らしの手帖」という雑誌を紹介してくださいました✨その中の記事に、昔々の「着せ替え人形」の特集を発見して、自宅の倉庫から80年ほど前に作られた着せ替え人形を探し出して持ってきてくださいました😉ご家族からは“がらくた”と思われても大切な宝物の1つを触らせていただきました✨

「大日本國防夫人会」のたすきと割烹着は昭和初期を彷彿させ、時代を超えてやってきた貴重な資料に感動!みなさん、真剣に着せ替え人形を楽しみました✨

↓は三上が合わせてみたものです。この人形には後ろ姿も繊細にあしらわれていました👀お着物の柄も素敵ですが、ちっちゃい女の子のワンピース姿もかわいい💖今の子どもたちは着せ替え人形はシールタイプなので、この作品を見たらきっとびっくりするでしょうね😂料理や生活に役立つ情報を知ることができる雑誌、丁寧な暮らしが見え隠れする時間でした✨


地域包括支援センターの職員さんは、「すごい左利き」という本をオススメしてくださいました😃ご自身が左利きでいらっしゃるそうで、利き手が違うとしっくりこないエピソードを教えてくださいました😊駅の改札、自動販売機のコイン投入口、運転席のドリンクホルダー、ファミレスのスープバーのおたま、どれをとっても右利き仕様👀💦世の中の9割が右利き用にできている中で、ちょっとした不便さを少しずつ解消していけるといいなと感じているそうです😊✨
看護師さんは、絵本「おやゆび姫」を紹介してくださいました😄幼いころに買ってもらった大切な1冊なのだそうです✨引っ越しや何かの時になくしてしまい、大人になってから買い直したという思い出の詰まった本を1ページ1ページめくりながら教えてくださいました。優しくも繊細な絵のタッチが懐かしく感じられる1冊でした💕
「旅に出たくなる日本地図」を紹介してくださったケアマネジャーさんは、多彩な方で若柳に古民家を活用したアートギャラリーを始めたのだそうです👍日本のあちこちを旅をして、心に残った景色や出来事が芸術作品に描かれていくのかな😌旅に出たくなる日本地図、一般的な観光ガイドブックとは異なり、地図帳ならではの一覧性ときれいな鳥観図がたまらない1冊です✨ページをめくるごとに旅をしている感覚が味わえるので面白いです👏
作品を眺める、本を読む、考えに耽る、自分の心の中に小さな余白が生まれる瞬間でもあるのでしょうね😌✨センターは、いつまでも人と人との出会い、つながりをつくる場所でありたいと思います😉次回もまた、みなさんと楽しい時間過ごせますように…✨

2026年8月31日月曜日

自分史をたどりながら、これから先の「もしも」を考える

 みなさん、こんにちは😀本日は、先週行ってまいりました出前講座についてのブログです✨(8/28午後から不在にします、と急遽お知らせを流しましたが、その日の出来事になります💫)

この日は、栗原市内にあります老人クラブ様よりご依頼があり、温湯山荘にて「エンディングノート“マイストーリー”講座」を行いました👍むずかしい話、ではなく、これまでの人生を振り返る、あたたかな時間となりましたのでご報告です😊

エンディングノートというと、「もしもの時の準備」「終活」というイメージが先行しますが、今回の講座では「自分史」を中心に書いていただくことをおすすめしました😉
大事にしているものは、人によってまったく違います。例えば、退院後に車いすの生活になるといわれたとき、どんな介護保険サービスを使うか考える場面があったとします。そのときに「わたしはずっと一人でいるのが好きだから、大勢の人がいるのは苦手」という人もいれば、逆に「一人は寂しいからにぎやかな場所が好き」という方もいる。元気なうちに大事にしてきたものを振り返っておくことで、これから大事にしたいものが何なのか、本人にも周りにも見えてくることがあるのです。という話をしました。みなさん、頷きながら聞いてくださっていました👂

自分の大切にしていることが、ときには、命に係わる情報にもなるということ。そして、もしものときの希望は、元気なうちに届けておくのがいい。だけど、人の気持ちは、変わっていくものだから。少し先の旅行の計画を楽しみに待っている自分と、病気の告知を受けて少し先の未来が見えなくなってしまったときと、状況によって気持ちは変化するものですから💭

医療や介護の選択を迫るのではなく、好きなことや心地よいと感じていることを書き留めることから始める、という書き方も1つのスタイルです✨

関心を持たれました専門職者のみなさま、ぜひ「マイストーリー」を書いてみてくださいね😄



2026年8月19日水曜日

小さな“気づき”が日常を支える

 みなさん、こんにちは😀梅雨明け宣言の後に台風が来るなど、天気予報とにらめっこして傘の手放せない毎日でしたね☔そして、あっという間にお盆が過ぎてしまい…ご先祖様は馬に乗って来られたのでしょうか。ジェットで来てお帰りになったのではないかと思うほど、目まぐるしい8月でした💨

さて、先日は61名の参加をいただき、「“いつもと違う”に気付くフィジカルアセスメント研修」を行いました✨講師は、栗原中央病院で心不全療養指導士としてご活躍中の澤邉直美先生です👏「介護現場で見逃さない心不全のポイント~早期発見からACPまで~」 というタイトルでご講話を頂戴しました✨澤邉さんといえば、参加者が楽しくお話を聞ける講義スタイルが定着しつつありますね😄配布資料には赤と青の色の付いた紙が…何が起こるか、ワクワクしてもらえたでしょうか💓

栗原市の高齢化率は 43%…💦心不全パンデミックと言われる今、心不全は決して「特別な人の病気」ではなく、地域で暮らす多くの高齢者に起こりうる身近な課題 です👹

高齢化が進むということは、心不全の患者さんが増えるということ。 再入院を繰り返し、増悪時には緊急入院が増える。 そうなると医療はひっ迫してしまいます。

だからこそ、利用者さんのそばにいる介護職のみなさんが「悪化のサイン」に最初に気づける存在 であること。講師先生は、その重要性を力強く語ってくださいました👍

研修の冒頭で語られたのは、心不全の定義。

「心不全は病名ではありません。単一の疾患ではなく、多様性を示す臨床症候群です。」

この言葉に、参加者の皆さんから驚き😕の表情が見られました。 「前にも聞いたけれど、改めて聞くと理解が深まる」という声も😌。

心不全は、

  • 加齢による臓器機能の低下

  • 心臓弁の硬化

  • 動脈硬化による狭心症

  • サルコペニアやフレイルによる心臓への負担

  • 心筋梗塞後の心機能低下

など、さまざまな要因が積み重なって起こる“終着駅”のような病態です。

そして、心不全にはA~Dのステージがあること。

  • A:予備軍(高血圧・糖尿病など)

  • B:心臓が疲れ始める段階

  • C:心不全と診断され治療中

  • D:悪化と入院を繰り返す段階

がんと違い、心不全は 生活の工夫や支援で各ステージを長く保つことができる病気 です。再入院を防ぎ、どれだけC・Dの期間を長くできるかは、本人の努力と、私たち支援者の関わり方次第なのだと知る事ができました😃

難しい話が続くのかと思いきや、澤邉さん恒例のクイズ大会がスタート👐 配布資料に挟まれた「A」「B」のカードを使い、 「正解はどっち?」と参加者のみなさんが頭をひねる楽しい時間となりました。

会場は広くない講義室でしたが、 講師の工夫で場が一気に和み、笑顔が広がりました。

続いて紹介された「メタボリックドミノ」。

小さな生活習慣の乱れが積み重なると、 心不全・脳梗塞・腎疾患などの大きな病気へとつながることを示す例です。

「自分の生活習慣はどうだろう?」 参加者の皆さんが思わず振り返る場面でした。

その後の事例検討では、「小さなサインを見逃さない」ことを学びました✨

糖尿病のある93歳男性の事例では、「どの段階でフィジカルアセスメントをするか」を参加者に発言してもらいましたが、多くの方が

  • 好きなものを食べながら過ごしている段階

  • ゆるやかな悪化が見られた段階

でアセスメントを行うと回答されました。小さなサインに気づき、早期に介入することが心筋梗塞などの重篤化を防ぐ鍵 という学びが共有されました😊

続いて紹介された95歳女性Aさんの事例。食事量の低下、浮腫、活動量の減少、夜間排尿の変化など、心不全悪化を疑うサインが複数見られました。

参加者の皆さんは、 バイタル、呼吸、顔色、体重、浮腫、皮膚の状態、食事量など多角的な視点で情報収集のポイントを挙げてくださいました。

数日後、呼吸苦が出現し、心不全を発症。利尿薬と在宅酸素で症状は改善しましたが、この段階で「何を優先するか」が問われました。

フィジカルアセスメントとACPが守るもの、それはなんだと思いますか?

講師からの言葉が心に残ります。

「フィジカルアセスメントは異常を見つける技術。 ACPはその人の思いを知る技術。 この二つが合わさって初めて『その人らしい生活』を支えられます。」

早く異常に気づけば、選択肢が増える。入院か、施設か、自宅か。その選択をするのは本人。だからこそ、介護職の皆さんが『いつもと違う』に気づくことが、その人の望む人生を守る第一歩になる。このメッセージは、参加者のみなさんの背中をそっと押してくれたはずです😊

心不全は予測できないスピードで悪化することがあります。治療で一度よくなっても、完全に治るわけではありません。だからこそ、毎日利用者さんの「いつも」を見ている介護職の皆さんの気づきが、再入院を防ぎ、その人らしい人生を守ります。

病院では見えない「いつも」を知っているのは、日々関わっているみなさんです。 これからもフィジカルアセスメントを活かしながら、利用者さんの日常を支える専門職として共にがんばっていきましょう😉

次回の「第3回“いつもと違う”に気付くはフィジカルアセスメント研修」は、10月20日(火)です!テーマは「認知症」の予定です😉

9月は「第2回医療勉強会」の開催で、9月15日(火)になります😊

また、センターより情報提供として出しましたものは、下記になります✨ご興味を持たれました方はぜひご参加ください💕

日本調剤くりはら薬局様より「健康イベント」のご案内

公益社団法人認知症の人と家族の会宮城県支部世話人加藤様より「講演会」のご案内


2026年7月23日木曜日

本を語る、思いを知る。

 みなさん、こんにちは😀昨夜に降った雨は、草木にとっては恵みの雨になったことでしょう☔✨田んぼのあぜ道の雑草は、きれいに刈られてカメムシ対策の薬剤防除に向けて準備万端👌でも、草も負けじと伸びてきそうですね💦もうまもなく稲穂の出穂期😊この暑さの中、がんばってくださっている農家さん有難いですね😍

本日は、先日行われました「第2回ブックカフェ」のご報告をいたします💁今回は8名のご参加をいただき、「世界で1冊だけの名刺代わりの本」づくりをしました✨

「世界で1冊だけの名刺代わりの本」の1ページ目には「自己紹介にかえて~もしも願いが叶うなら~」を書いてもらいました😊「宝くじがあたるといいなぁ」「軽井沢の星野リゾートで1か月過ごしたい」「劇団四季の劇場で“CATS”のメモリーを歌いたい」「世界一周旅行をしてみたい」「いつまでも健康で仕事をしていたい」「もうちょっとだけでいいから元気になりたい」「お金持ちになりたい」「一日中寝転んで本を読んでみたい」「来世は人間を辞めて飼い猫になりたい」みなさん、とてもユニークな発想をお持ちで笑い声が飛び交う時間でした✨

参加された柔道整復師さんは、これまで直木賞や芥川賞作品、ハリーポッターなど、たくさん本を読んで来られたそう。今回選んだ1冊は、やなせななさんが制作した「ぼくはじゃがじゃが」😊母猫と離れ、支援団体に保護されて新しいお家で幸せに暮らすねこの物語📖この物語を選んだきっかけとして、同じ地域に住む方が遠方へ行かれた先で病気になりすぐに帰って来られないことから飼い猫の世話をお願いされ、地域の人たちと協力してお世話をしたことがあったとのこと。「命の危険がないように」とみんなで支え合ったエピソードをお話くださいました。また、週刊誌の“シニア向けペット講座”の記事にも触れ、ペットが不機嫌や寂しさを軽減してくれるというスイスの研究があるとのこと。一方で、多頭飼育崩壊という社会問題にもつながりかねない現実にも触れられました😌

所長の千葉は、タイトルのユニークさに惹かれて「棺桶まで歩こう」をセレクト😉作者の萬田緑平さんはがん患者さんの診療を行う医師👍2000人以上の患者さんの看取りをした経験から“歩けるうちは死なない”という結論を導き出しました✨棺桶まで歩くということは、平均寿命と健康寿命の差を小さくすること、不健康寿命を減らしていくという考え方で、亡くなる直前まで自分の足で歩き、好きなものを食べて自宅で笑って過ごすこと。考えさせられる1冊です📚

ケアハウスの職員さんは、先日新聞に掲載されていた「福祉施設の水害対策実施率がわずか15%」という記事に目を向けました📰24年までに被害の抑制措置が完了したのは、わずか15%、25年度分を含めても目標に満たないという記事を見てどうにかしなければと感じたと話してくださいました😌お勤め先は2階建ての施設とのこと。万が一の際には、複合施設全体が2階へ避難することになるのだそう。複合施設が1級河川に面していることから、常に災害対策を考えているとも話してくださいました✨2階へ上がるのにエレベーターが動かないときの対応はどうするか、年配の職員は体力的に難しいよね、新人職員が夜勤のときに災害対応することになったらどうするの、現状でもディスポーザブル製品が不足しているのに備蓄はどうするの、BCPの視点からの課題が共有されました💫

介護員さんは、やなせななさんの制作映画「祭りのあと」のパンフレットを持参され、映画の感想をお話くださいました✨くりはらの医療介護フェアに参加してくださり、やなせさんに魅了されたとのこと😊愛する人との別れとその先にある感動をネタバレ存分に教えてくださいました😁

作業療法士さんは、レジメを準備してくださり👀💦言葉についての考察を発表してくださいました😃ゴリラと対話する山際氏、鳥のことばを研究する鈴木氏の話を引きながら、「何故ことばにこだわるのか」を問いかけます。人間の言葉は不十分であり、AIが完全だと考えるのは大きな誤りだという指摘がありました。例えば、戦争で「どこにミサイルを発射しろ」という命令のように、言葉だけが暴走すると人を傷つけてしまう。一方で、小鳥は「今ここで起きていること」を伝え、ゴリラは「昔はこうだった、今はこうだ」という記憶に基づいた行動ができる。人間は、母親の言葉によって共感を育む生き物であり、コミュニケーションとは感情を分け合い、わかりあい、共感し合うことだという内容でした😀歌や踊りは言葉の不十分さを補うものであり、科学的な根拠を持って言葉の限界を理解することの大切さが語られました✨



今回もそれぞれの本との出会いや「もしも願いが叶うなら」を通して、日頃なかなか語る機会のない思いに触れることができました✨次回のブックカフェでも、みなさまとの語らいの時間を楽しみにしています😊

2026年7月22日水曜日

★情報提供です★

 みなさん、こんにちは😀連日うだるような暑さですね💧東北の梅雨明けはそろそろなんでしょうか。

本日は、2つの情報提供です💁

1.

主催 公益社団法人認知症の人と家族の会宮城県支部

「2026世界アルツハイマーデー(認知症の日)記念講演会」

日時 2026年9月12日(土) 13:00~15:30

会場 仙台銀行ホール イズミティ21 小ホール

講演 父(認知症専門医 長谷川和夫)との対話

   ~気持ちを伝えあうケア・暮らしの中で学んだこと~

講師 南髙まり氏

認知症の人と家族の会宮城県支部の世話人加藤様より情報提供をいただきました👏
入場無料、申込不要の講演会です✨
仙台市公式動画チャンネル「せんだいTube」にてオンデマンド配信があります(10月中旬より配信予定)会場へ参加が難しい方にも有難いご対応ですね👐
今回は、南髙まりさんが認知症専門医である長谷川和夫先生を支えたご家族の視点でお話くださいます✨
専門職のみなさまも日々認知症の方と向き合う中で、気持ちをどう受け止め、どう伝えあうか、考えることもあるのではないでしょうか。この機会にぜび足を運んでみてください😊


2.

やなせなな Date fm 「はじまりの日プラス」

7月20日の放送で「くりはらの医療介護フェア」を取り上げていただきました😀栗原の医療介護連携をほめていただき、エールをもらったようでうれしい気持ちになるラジオでした💖ありがたい😄

radikoのタイムフリーで視聴ができますので、ぜひお聴きください✨(タイムフリーは今週中にご視聴ください💦💦)


みなさま、暑い日が続き、これから雨にもなる模様。体調にお気をつけてお過ごしくださいね😉

2026年7月7日火曜日

くりはらの医療介護フェアありがとうございました!

 みなさん、こんにちは😀梅雨に入ったと思ったのですが、空を見上げると夏の雲ですね🌤気温の上昇と湿度の高さに負けないようスタミナつけて夏を乗り切りましょう!👍👍

さて、先日7月4日に「くりはらの医療介護フェア」を開催いたしました👏テーマは、「ずっと居たい場所でずっとわたしらしく」です✨多くの市民の方々、専門職の方々、高校生ボランティアさんにご参加ご協力いただき、大盛況のうちに終えることができました😄ありがとうございました✨✨

第1部は、「地域の医療と介護を身近に感じよう!」ということで、医療・介護の職能団体や事業所さんにご協力いただき、さまざまな体験ブースや展示・相談ブースを出展していただきました。
↑お忙しい中、前日準備と当日の朝9時と早い時間から集まってくださった専門職のみなさま(感謝!)
↑早くから来場してくださる市民もたくさんいらっしゃいました😉

  • 訪問看護ってどんなことをするの?
  • ケアマネジャーはどんな役割なの?
  • 「ほうかつ」って名前は聞いたことあるけど…
  • 訪問入浴の浴槽ってこんな感じなんだ!
  • 体組成測定の結果に驚いた
  • 災害のときに来てくれる薬局なんて頼もしいねぇ

実際にブースを回ってみて、「来てみて初めてわかった!」という声がたくさん聞こえてきました😊

↑宮城県薬剤師会より「モバイルファーマシー」の登場に子どもも大人も興味津々✨

また、元気いっぱいの高校生ボランティアさんたちが輪投げやボウリング、ラダーゲッターの縁日コーナーを担当。「高校生に誘われて、久しぶりに輪投げをしたよ」「ボウリングも楽しかった」という笑顔の声もたくさんいただきました✨子どもから大人まで、世代を超えた交流が生まれる温かい時間になりました👐👐

フェアの後半となる、第2部は、やなせなな制作映画「祭りのあと」の上映とコンサート😊シンガーソングライターのやなせななさんによるスペシャル企画!映画も楽しめ、コンサートも聞けちゃう!一度で二度おいしい!こんなことあるでしょうか😆
心にしみわたる歌声と、関西弁が混じった温かいトークに、会場は笑いあり涙ありの雰囲気😇「震災のときに、ななさんの歌を聞いて頑張ってこれたんです」「今日は“負けないタオル”を振りながら聴きました」「心が洗われるようでした」「とってもいい歌声に、なんでだかわからないけど涙が止まりませんでした」という感想をいただき、参加者のみなさんの心に深く響いたようです✨
↑素晴らしい歌声がホールに響き渡りました✨

医療と介護の連携は、常日頃からの顔の見える関係ができてこそ、本当の意味で可能になると考えています。今回のように、フェアという形を通して趣旨にご理解いただき、たくさんの専門職のみなさまが集まってくださったことに心より感謝申し上げます✨栗原市在宅医療・介護連携支援センター職員一同、これからも地域のみなさんの、ずっと居たい場所でずっとわたしらしくが叶う“暮らし”を支える存在となれるよう、がんばってまいります💪
ご参加いただいたみなさま、出展いただいたみなさま、協力員としてボランティアとして運営に携わってくださったみなさま、すべてのみなさまに感謝申し上げます!

ありがとうございました~~!✨