みなさん、こんにちは😀秋晴れの連休が懐かしく思える今日この頃です☔これから、一雨ごとに寒くなっていくのでしょうね…体調管理に気を付けながら過ごしていきましょう😊
本日は、10/20に開催いたしました「“いつもと違う”に気づくフィジカルアセスメント研修」の第3回目の内容をお伝えしたいと思います✨
講師は、やまと在宅診療所栗原の院長 土屋菜歩先生です✨“認知症のある方の行動の背景” をテーマにお話をいただきました😉高齢者の日常生活を支える介護員さんへの敬意を感じる話し方は土屋先生のお人柄が表れていました😊
認知症の方の支援に携わる私たちにとって、「いつもと違う」という小さな変化に気づけるかどうかは、その人の安心や安全を守るうえで、とても大切な視点です👍👍
講話では、次の3つの柱に沿って、わかりやすくお話が進みました😀
1.認知症の基礎知識
2.認知症の方のフィジカルアセスメントのコツ
3.目の前のその人に伴走するために
認知症は“病名”ではなく、症状や状態の総称。 アルツハイマー型、血管性、レビー小体型など種類もさまざまです。
また、甲状腺機能低下やビタミン不足、感染症、正常圧水頭症など、治療で改善が見込める認知機能低下もあるため、鑑別がとても重要。さらに、加齢による健忘やうつ、せん妄、薬の影響など、「認知症と間違われやすい状態」も多く存在していること。
行動・心理症状(BPSD)についてもわかりやすくお話くださいました✨
認知症の方の9割以上が経験すると言われるBPSD。その背景には、
痛み・便秘・脱水などの身体的要因
環境の変化や否定的な関わり
孤独や不安といった心理的要因 が複雑に絡み合っています。
行動だけを見て「困った症状」と捉えるのではなく、“何がその人を困らせているのか” を探る視点が大切だと改めて感じました。
フィジカルアセスメントの3ステップとして、先生が強調されていたのは、次の3つの流れです👉
① 気づく(観察)五感を使って「いつもと違う」を捉える。
② 測る(バイタル)気づきを客観的に裏付ける。
③ つなぐ(報告)SBARを使って、医療者へ正しく伝える。
特に介護職の“気づき”はとても重要。認知症の方は症状を訴えにくく、行動の変化の裏に 身体の不調や苦痛が隠れていることが多いからです。
◆事例で考える「あなたならどうする?」
研修では、実際の場面を想定してアセスメントを行いました。グループワークとまではいきませんが、隣近所2~4名で話し合う時間を持ちました✨
●事例1
穏やかなAさんが午後から急にそわそわし、怒りっぽくなる。
●事例2
眠剤を内服中のBさんが朝食を食べずにずっと寝ている。
この2つの事例を見たあなたなら、どこに着目しますか?ぜひ、職場でも話し合ってみてください😁いろんな視点が得られると思います!
「行動」ではなく「背景」を見る視点、「身体」に起こっているのは何かを見ることが、その人の安心につながることを実感する時間でした😄
特に、先生が最後に伝えてくださった言葉が、とても印象的でした。
名前を呼んでから話しかける
不快でない距離・高さ・触れ方
ゆっくり、短く、わかりやすく
焦った表情を見せない
表情や仕草のサインを見逃さない
どれも「自分がされてうれしい接し方」。安心して委ねられる存在になるために---そこに、認知症の方への支援の原点があるように思います😊
認知症になっても、 できること・やりたいことがあり、地域で自分らしく暮らし続けられる。 これは、認知症基本法や施策推進計画でも示されている大切な考え方です😌
ACP(人生会議)もその一つ👆 家族の意向と本人の意思は必ずしも一致しないからこそ、これまでの人生や価値観を丁寧にたどりながら、本人の思いを尊重していくことが求められます😊
先生は締めくくりに、こう言葉を添えてくださいました。
「いつものその人を見ている皆さんだからできることがあります」
日々の関わりの中で、その人の“いつも”を知っている私たちだからこそ気づける変化があります。これからも、目の前のその人に寄り添いながら、安心して暮らし続けられる支援を積み重ねていきましょう!
来月は、11/17に第3回医療勉強会、12/16に第4回“いつもと違う”に気づくフィジカルアセスメント研修を開催予定です✨おって、ご案内いたしますのでお待ちください😀













