みなさん、こんにちは😀週末の雪から打って変わって、穏やかな天気の12月半ば…いかがお過ごしでしょうか😊
昨日は、令和7年度第7回医療勉強会を開催いたしました👉栗原市立栗原中央病院 感染管理認定看護師の寺嶋勉先生を講師にお迎えし、「感染対策の常識?非常識?現場の画像で振り返る〜感染症のおはなし〜」と題した講話をいただきました✨
まずは、今一番アツいであろう、インフルエンザの現状と予防について、国立感染症研究所のデータと県内感染症発生動向調査情報をもとに、インフルエンザ感染者の状況等について説明していただきました📚特に印象的だったのは、インフルエンザにかかりやすい5つのタイプについてのお話です。血糖値が高めの方や睡眠不足の方は要注意とのこと。それぞれのタイプに応じた具体的な対策方法も教えていただきました。医療や介護の仕事をされている方は、シフト制で夜勤をする方も多くいらっしゃいますので、どうしても不規則な業務にならざるを得ないからこそ、自分自身の生活習慣をより見直すきっかけになったのではないかと思います😊
また、これまでの感染症の勉強会では「標準予防策」についての講話が中心でしたが、今回は環境衛生面に焦点を当てた内容も盛り込まれ、とても実践的でわかりやすいものでした😄
特に強調されていたのが、室内の湿度管理です🔦
∙ 目標湿度:50〜60%
∙ 湿度計を設置してこまめにチェックすること
∙ 低湿度の場合は加湿器などで調節する
∙ 加湿器には様々な種類があり、用途に応じて選ぶことが大切
そして、職場を見回してみると、私たちが見落としていた衛生面のポイントがたくさんありました👀💦不用意にたくさん物があふれている机の上、使い勝手がよいからと衛生用品と感染性廃棄物容器を隣同士に置く、使用頻度の低いものを棚の上に物を置いておく、床に物品の入った段ボールを直置きする、段ボール箱の使い回しなど、日常的に行っていることが実は感染リスクにつながっているという指摘には驚きました😟感染症のプロの目線から教えていただくことで、改めて気づかされることばかりでした👀👀💦💦💦
質疑応答では、現場ならではの疑問が多く出ました。
∙ 針捨てボックスの廃棄頻度について
∙ 加湿器のない高齢者が自宅でできる湿度調節方法
∙ 施設の広いフロアでの湿度の保ち方
講師の先生からは、使用頻度の低い針などの廃棄は7割程度溜まったら廃棄にすること、7割に満たなくてもホコリを被った状態にならないよう時期を決めて廃棄すること(病院と違い使用頻度が極端に少ない場合には、施設ごとでの廃棄のタイミングの設定や針捨てボックスの大きさを小さくする工夫などが必要になるのだと思います)や、どの環境においても湿度計を設置して状況を把握することの重要性を教えていただきました。加湿器をたくさん使えば管理が大変になります。下手すると、加湿器に溜まった水が雑菌やカビの温床となってしまうことも…👾👾そうならないように、湿度管理だけに注目するのではなく、換気、マスク着用、手指衛生など、総合的に判断する必要があるということがよくわかりました!


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