みなさん、こんにちは😃今朝は栗駒山の鮮やかなオレンジ色🍂が映える青空でしたね👀
さて、先日10月15日に栗原市歯科医師会 会長 川井一行先生を講師にお招きし、「第6回医療勉強会」を行いました✨川井先生は瀬峰に開業し40年、地域に根ざした診療をなされております😊この日のテーマは、『口腔ケアの実際』です👍「日々現場でケアをされている職員さんに伝えたい」という先生のご意向から人数を制限して開催いたしました。
川井先生には、多くの道具を持参していただき、参加者が実務で役立つ内容をわかりやすく解説してくださいました✨前半は総論、「嚥下の“嚥”という字は口とつばめからできていますね」「みなさん、“飲み込む”を英語でいうとなんというかググってみましょう」難しい話ではなく、だれもが関心を持ちやすい話題から入っていく話術!そして、ときどきクスリと笑いたくなる小ネタも添えて、川井先生のワールドに引き込まれた90分でした❣後半は各論へ。その前に、ちょっと懐かしい理科の実験です😉位相差顕微鏡を使用して、歯垢から生きた菌を観察するべく会場から勇者4名を選出😏モニターを囲んで先生のお話を聞きました😁私たちの口腔内には、常在菌も含めて数億の細菌がいること。最初にその話を聞いたとき、「えぇ?それは言い過ぎじゃない?」なんて心で思ったのですが、実際に目の当たりにしてみると「ホントだわ」と息をのんで観察してしまいました👀👀💦
位相差顕微鏡を使っての講話は地域の小学校でも行っているそうです👏「ばい菌は夜型です、寝ている間は唾液が出にくいので、ばい菌の気持ちになってみると夜は攻め込むチャンスです👾」という例えをしてくださるので、きっと地域の子どもたちも真剣にきいているんだろうと感じました😍大人も「ちゃんと歯磨きしてたっけ?」と振り返りの時間でした👍
顕微鏡の後は、歯磨きについて。先生はいろいろな歯ブラシ、様々な義歯を持参してくださり、実技を交えてお話をしてくださいました✨
顕微鏡の後は、歯磨きについて。先生はいろいろな歯ブラシ、様々な義歯を持参してくださり、実技を交えてお話をしてくださいました✨
義歯を付けている方の歯の清掃は、第一に「残存歯の清掃」、第二に「義歯の清掃」、そして第三に「口腔内の清掃(チェック)」とのこと💫義歯の外し方から義歯用の歯ブラシの使い方や洗い方、都度ケアに携わる人の視点でポイントをお伝えくださり、デンタルリンスの使い方や入れ歯安定剤の使用量、認知機能の状態に合わせたケアや麻痺のある方の歯磨きなども細やかにお話くださいました✨
質疑応答では、「以前に研修でインプラントの口腔衛生維持が難しいという話をお聞きした、何か対策はあるか」という質問や「まれに義歯が真っ黒の人がいらっしゃる、一見虫歯になって黒くなったのかと思ったほど。どのようなケアがあるか」という質問が挙がりました。先生からは、「インプラントについてはメンテナンスができず化膿する場合もある、そうなる前に定期的な歯科受診が必要」であることや「真っ黒の入れ歯は、食べ物などが付着したままのところにカビができ黒や茶色に変色することがある、歯科医院では超音波洗浄機を使用してきれいにすることがある」との返答をいただきました😊感想としては、「言語聴覚士として日々患者さまの口腔ケアなどに携わる立場として、顕微鏡を使用しての観察は新しい角度で感心した。以前の職場では、歯科医との連携が進んでいた経験から、栗原市ももっと連携が深まるといいと感じた」という参加者からの声をいただきました✨
センターとしましては、参加してくださった医療と介護の専門職者の「いまから役立つ」研修会を開催していきたいと思います😄今後ともよろしくお願いいたします✨
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