2025年12月18日木曜日

**お知らせ**

 医療と介護の専門職者のみなさま

いつも大変お世話になっております。 連絡事項です( ..)φメモメモ 本日、正午12時よりセンター不在となります。 ご用件はMCSつながりメール、もしくは、栗原中央病院代表電話(0228-21-5330)にてご伝言承ります。 よろしくお願いいたします。 在宅センター

2025年12月17日水曜日

見直してみませんか?日々の環境管理と自分の意識

 みなさん、こんにちは😀週末の雪から打って変わって、穏やかな天気の12月半ば…いかがお過ごしでしょうか😊

昨日は、令和7年度第7回医療勉強会を開催いたしました👉栗原市立栗原中央病院 感染管理認定看護師の寺嶋勉先生を講師にお迎えし、「感染対策の常識?非常識?現場の画像で振り返る〜感染症のおはなし〜」と題した講話をいただきました✨

まずは、今一番アツいであろう、インフルエンザの現状と予防について、国立感染症研究所のデータと県内感染症発生動向調査情報をもとに、インフルエンザ感染者の状況等について説明していただきました📚特に印象的だったのは、インフルエンザにかかりやすい5つのタイプについてのお話です。血糖値が高めの方や睡眠不足の方は要注意とのこと。それぞれのタイプに応じた具体的な対策方法も教えていただきました。医療や介護の仕事をされている方は、シフト制で夜勤をする方も多くいらっしゃいますので、どうしても不規則な業務にならざるを得ないからこそ、自分自身の生活習慣をより見直すきっかけになったのではないかと思います😊

また、これまでの感染症の勉強会では「標準予防策」についての講話が中心でしたが、今回は環境衛生面に焦点を当てた内容も盛り込まれ、とても実践的でわかりやすいものでした😄

特に強調されていたのが、室内の湿度管理です🔦
目標湿度:5060%
湿度計を設置してこまめにチェックすること
低湿度の場合は加湿器などで調節する
加湿器には様々な種類があり、用途に応じて選ぶことが大切
そして、職場を見回してみると、私たちが見落としていた衛生面のポイントがたくさんありました👀💦不用意にたくさん物があふれている机の上、使い勝手がよいからと衛生用品と感染性廃棄物容器を隣同士に置く、使用頻度の低いものを棚の上に物を置いておく、床に物品の入った段ボールを直置きする、段ボール箱の使い回しなど、日常的に行っていることが実は感染リスクにつながっているという指摘には驚きました😟感染症のプロの目線から教えていただくことで、改めて気づかされることばかりでした👀👀💦💦💦
質疑応答では、現場ならではの疑問が多く出ました。
針捨てボックスの廃棄頻度について
加湿器のない高齢者が自宅でできる湿度調節方法
施設の広いフロアでの湿度の保ち方
講師の先生からは、使用頻度の低い針などの廃棄は7割程度溜まったら廃棄にすること、7割に満たなくてもホコリを被った状態にならないよう時期を決めて廃棄すること(病院と違い使用頻度が極端に少ない場合には、施設ごとでの廃棄のタイミングの設定や針捨てボックスの大きさを小さくする工夫などが必要になるのだと思います)や、どの環境においても湿度計を設置して状況を把握することの重要性を教えていただきました。加湿器をたくさん使えば管理が大変になります。下手すると、加湿器に溜まった水が雑菌やカビの温床となってしまうことも…👾👾そうならないように、湿度管理だけに注目するのではなく、換気、マスク着用、手指衛生など、総合的に判断する必要があるということがよくわかりました!

最後に、私たちがすぐに実践できることとして、5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の大切さを再確認しました😉これなら今日からでも実行に移せそうです👌感染対策は特別なことではなく、日々の環境管理と意識の積み重ねが大切だということを、改めて学ぶことができた有意義な勉強会でした✨✨

2025年12月16日火曜日

たろうちゃん大活躍

 みなさん、こんにちは😄今日は若柳地区での出前講座レポートをお送りいたします👍

本日は、若柳新田地区で開催された出前講座に行ってまいりました👐もちろん、赤ちゃん人形のたろうちゃんも一緒です久しぶりのドライブに、たろうちゃんもウキウキしていたかもしれませんね~ずっと棚の住人になっていたので😅


今回の講座は、地域の皆さまが元気アップ体操をされる日に合わせて、お申し込みをいただきました😛お元気な市民の皆さまとの楽しい時間は、「まるばつクイズ」からスタート🙆🙅


「栗原市で1日に生まれる子どもの数は?」「亡くなる人の数は?」といった身近な地域のデータに関するクイズでは、皆さん、真剣に考えながらも和やかな雰囲気でした😊
クイズの後は、いよいよたろうちゃんの出番です。市民の皆さんにたくさん抱っこしていただきました。久しぶりに赤ちゃんを抱く感覚を楽しんでくださる方、懐かしそうに優しく抱きしめる方、それぞれの表情がとても印象的でした😊



そして、マイストーリー講座では、楽しく笑いながら、時には「うーん」と考える場面もありました。今日のお話を聞いて、「やっぱり喪主の息子が好きにやってくれたら嬉しい」「祭壇は華やかなのがいいな」など、思い思いのご意見やご希望をお話しくださいました普段はなかなか口にしにくいテーマかもしれませんが、皆さんが率直に想いを共有してくださったことで、とても有意義な時間となりました😄



講話が終わった後も、「まだ赤ちゃん抱っこしてないから」と、たくさんの方がたろうちゃんを抱っこしてくださいました。たろうちゃんも、皆さんの温かさを感じていたことでしょう
本日もご参加いただき、ありがとうございました


*:*:*:*:*在宅センターの出前講座*:*:*:*:*

在宅センターの出前講座の開催は、概ね2ヶ月前から受付いたします。ご関心のある方は、どうぞお気軽にご連絡ください。皆さまの地域でお会いできることを楽しみにしております😊


2025年12月2日火曜日

人生の心づもりお話会ありがとうございました!

 みなさん、こんにちは😀本日は11月29日に開催いたしました『人生の心づもりお話会』のご報告です✨

11月29日は、お天気でしたが木枯らしが吹く寒い一日でした💦栗原はすでに感染症の流行シーズンを迎え、足を運んでくださる方は少ないのではと思っていましたが、そんな心配をよそにたくさんの方がご参加くださいました👏

講師に、岩手県立中部病院 副院長の星野彰先生をお招きし、岩手県北上市で取り組んでいる「わたしのきぼうノート」を使用してお話をしていただきました✨参加者のみなさんはグループになって幸せに年を重ねる自分を思い描きながら、今の気持ちに気が付く時間が作れたのではないかな、と思っています😊グループワークの進行役は19名の医療と介護の専門職者のみなさまです😉快くお引き受けいただき、滞りなくワークが進行できました!すらすらと書き進める方もいれば、まったくペンが進まない方もいらっしゃいます。ですが、この会は「書くこと」「決めること」が目的ではなく、「考えること」「思っていることを話してみること」「誰かに話してみようかな」と心づもりをするきっかけを掴むことが大切です👍

「もしもの時」はいつくるか誰にもわかりません。その時の医療や介護の受け方を決めるためにやる、ではなく、「今のわたしはこうしたい」という気持ちを自分自身が知ることや「今のわたしはこうしたいと思っているんだよ」と伝えることに意味があって、それがこれから先に真逆に方向転換したってOK🙆質疑応答の中にも「ひとり1回書いたらそれでいいですか、3か月後半年後に気持ちが変わったらどうしますか」という声もありましたが、星野先生から丁寧に回答をいただきました😊

寒い中、わざわざ時間を作って足を運んでくださったみなさま、朝からお手伝いいただいた専門職者のみなさま、本当にありがとうございました✨みなさまの温かい笑顔と星野先生の言葉が、木枯らしよりもずっと心に温かく染み渡りました😊この感謝の気持ちを忘れずに、これからもセンター一同力を合わせて頑張っていきたいと思います。

改めて、星野先生、ご参加いただきましたみなさまへ心より感謝申し上げます。ありがとうございました✨✨

2025年11月19日水曜日

駆け巡る霜月

 みなさん、こんにちは😄今日は氷点下の冷え込みで、路面凍結の朝でしたね✲とはいえ、日中の日差しを浴びていると朝の冷え込みはなんだったのかと思うのです😅そして、例年よりも体調を崩す方が多いように感じています💦みなさん、どうぞご自愛くださいね✨

さて、来週末には令和6年度医療と介護の市民向け勉強会「人生の心づもりお話会」が開催となります✨打ち合わせも大詰めを迎えている今日この頃、師走のあわただしさを先取りしたような毎日です💨💨💨

「こんなふうに年を重ねたいな」と思うきっかけができたらうれしいです😀11月29日(土)の13時に若柳公民館でお待ちしております✨



2025年10月17日金曜日

おくちの中を見直そう!

みなさん、こんにちは😃今朝は栗駒山の鮮やかなオレンジ色🍂が映える青空でしたね👀

さて、先日10月15日に栗原市歯科医師会 会長 川井一行先生を講師にお招きし、「第6回医療勉強会」を行いました✨川井先生は瀬峰に開業し40年、地域に根ざした診療をなされております😊この日のテーマは、『口腔ケアの実際』です👍「日々現場でケアをされている職員さんに伝えたい」という先生のご意向から人数を制限して開催いたしました。

川井先生には、多くの道具を持参していただき、参加者が実務で役立つ内容をわかりやすく解説してくださいました✨前半は総論、「嚥下の“嚥”という字は口とつばめからできていますね」「みなさん、“飲み込む”を英語でいうとなんというかググってみましょう」難しい話ではなく、だれもが関心を持ちやすい話題から入っていく話術!そして、ときどきクスリと笑いたくなる小ネタも添えて、川井先生のワールドに引き込まれた90分でした❣
後半は各論へ。その前に、ちょっと懐かしい理科の実験です😉位相差顕微鏡を使用して、歯垢から生きた菌を観察するべく会場から勇者4名を選出😏モニターを囲んで先生のお話を聞きました😁
私たちの口腔内には、常在菌も含めて数億の細菌がいること。最初にその話を聞いたとき、「えぇ?それは言い過ぎじゃない?」なんて心で思ったのですが、実際に目の当たりにしてみると「ホントだわ」と息をのんで観察してしまいました👀👀💦
位相差顕微鏡を使っての講話は地域の小学校でも行っているそうです👏「ばい菌は夜型です、寝ている間は唾液が出にくいので、ばい菌の気持ちになってみると夜は攻め込むチャンスです👾」という例えをしてくださるので、きっと地域の子どもたちも真剣にきいているんだろうと感じました😍大人も「ちゃんと歯磨きしてたっけ?」と振り返りの時間でした👍
顕微鏡の後は、歯磨きについて。先生はいろいろな歯ブラシ、様々な義歯を持参してくださり、実技を交えてお話をしてくださいました✨
義歯を付けている方の歯の清掃は、第一に「残存歯の清掃」、第二に「義歯の清掃」、そして第三に「口腔内の清掃(チェック)」とのこと💫義歯の外し方から義歯用の歯ブラシの使い方や洗い方、都度ケアに携わる人の視点でポイントをお伝えくださり、デンタルリンスの使い方や入れ歯安定剤の使用量、認知機能の状態に合わせたケアや麻痺のある方の歯磨きなども細やかにお話くださいました✨
質疑応答では、「以前に研修でインプラントの口腔衛生維持が難しいという話をお聞きした、何か対策はあるか」という質問や「まれに義歯が真っ黒の人がいらっしゃる、一見虫歯になって黒くなったのかと思ったほど。どのようなケアがあるか」という質問が挙がりました。先生からは、「インプラントについてはメンテナンスができず化膿する場合もある、そうなる前に定期的な歯科受診が必要」であることや「真っ黒の入れ歯は、食べ物などが付着したままのところにカビができ黒や茶色に変色することがある、歯科医院では超音波洗浄機を使用してきれいにすることがある」との返答をいただきました😊感想としては、「言語聴覚士として日々患者さまの口腔ケアなどに携わる立場として、顕微鏡を使用しての観察は新しい角度で感心した。以前の職場では、歯科医との連携が進んでいた経験から、栗原市ももっと連携が深まるといいと感じた」という参加者からの声をいただきました✨
センターとしましては、参加してくださった医療と介護の専門職者の「いまから役立つ」研修会を開催していきたいと思います😄今後ともよろしくお願いいたします✨

2025年10月10日金曜日

アンケート調査を実施しています

 みなさん、こんにちは😃稲刈りが終わった田んぼにマガンが飛来しています🐦秋の深まりを感じている今日このごろ。日中と夜間の寒暖差で体調を崩す方も増えていますね、どうぞご自愛くださいね✨

さて、栗原市在宅医療・介護連携支援センターでは、『医療機関・介護施設等に勤務する職員へのACP・DNARに関する意識調査』を実施しています。センターのホームページにも記事を追加しておりますが、ぜひともたくさんの方にご回答いただきたいと思います。最終期日は、2025年10月17日となっておりますのでよろしくお願いいたします🥺