2024年8月21日水曜日

“かばねやみ”してわがんねーの

 みなさん、こんにちは😀朝晩ちょっとずつ涼しさを感じることが増え、猛暑の季節もどうにか過ぎ去ってくれるかな~と思う毎日です🌴🌞まだまだ暑い日が続きますから熱中症に気を付けて過ごしましょう♪

熱中症と言えば、SNSで「入浴介助中にマスクを着けていたために熱中症になった」という投稿を見かけました。それに対するコメントに「マスク着用」に疑問を呈することがたくさん書き込んでありましたが、利用者さんとスタッフの健康を守るためにどうすることがいいのでしょう。これはマスクが悪いわけではない、マスクと熱中症は別個に考え安全管理を行う必要がありますね。

さて、昨日は「第4回医療勉強会」がありました!テーマは「心臓」について、講師として栗原中央病院 循環器内科の医師 髙田剛史先生と心不全療養指導士の澤邉直美先生をWキャストでお迎えいたしました👏

髙田先生から「心臓病」について、心臓の構造や仕組みをわかりやすく教えていただきました💖「心不全は心臓のポンプ機能失調を主体とした、いろいろな症状を呈する「状態」を示す言葉」であること、風邪の症状を例えに出してもらいフムフムと思うお話がたくさんありました💭また、心不全のステージには生活習慣病の段階から含まれていること、治療や予後についても表やグラフを用いて視覚的に訴えるものがありました💗

澤邉さんからは、宮城県循環器病予防推進計画のデータで栗原市はそこそこに悪い結果を出していることを教えていただき、「栄養・食生活、身体活動・運動、喫煙などの生活習慣に課題が多い 」「メタボ、肥満、高血圧の者が多いなど健康課題が多い」「循環器病の正しい理解が必要」と自分に当てはめると大変耳の痛いところですが、健康について改めて考えるきっかけとなりました。

そして、澤邉さん恒例の「事前課題」ですが、ご参加いただくみなさんがきちんと回答してくださるので大変興味深い結果となりました!

義母を連れて行くか、否か。事例に「義母」を出したことには深い意図はありませんが、と先に所長が申しましたが(笑)楽しみにしていたんだから連れていくという心優しい方が6割を超えておりました!心配だもの連れて行かないという選択をされた方は約4割。どちらの選択をしても間違いではありません👍👍みなさんの考えるその時の最善がそれだったのですから。そして、グループワークとして事前課題の進化で「もし、自分が水泳大会の応援に義母を連れていくか相談される側だったら」という視点で話し合ってもらいました。「自分だったら連れて行かない」という選択をした方であっても「工夫をして連れて行く」という支援者側の回答をされていることに「そう思うんだ!」と目から鱗でした👀👀

お二人の先生から、病気そのものを理解すること、そして、病気を持ちながら暮らすご本人の希望・意思決定を考える時間を頂戴し、医療って学ぶことが深いなぁと感じた会でした😇

それから、お二人の先生を後方から見守ってくださっていた循環器内科部長の矢作先生からも最後にひと言を頂戴しました✨「心不全の方の入浴について」よく質問があるとのこと。医学的には、血圧の変動が起こりやすい浴槽での入浴はリスクが高いので勧めていないことについてわかりやすくお聞きすることができました💫先生のお話を聞きながら『もし、支援者としての“私”の前に「お風呂に肩まで浸かりたい」という希望を持った方がいたら、どうしますか?』という事例使えるなぁなどとよそ事を考えてしまう私がいましたが…😙そんな討議をする時間が持てると連携はもっとおもしろくなるでしょうね!

次回の「第5回医療勉強会」は9/17です✨「ザイタクとトウニョウ」をテーマにお話をいただきます。心臓に引き続き、生活習慣病にならないよう不摂生を整えていきたいと思います。

かばねやみ(怠け者、面倒くさがり)はダメですよね~😇😇

2024年8月8日木曜日

第2回さざほざの会を開催しました~

 みなさん、こんにちは😀昨夜は久しぶりに雷雨でしたね⚡☔暑さも和らぐかな?と淡い期待を抱きましたが思ったほど気温は下がりませんでした💧お盆を過ぎたら少しいいかな?と思いつつ体調管理に気をつけていきたいものですね✨

さて、昨日は「第2回さざほざの会」を開催いたしました👏今回の講師は、介護老人保健施設PFC藤の里の施設長で、宮城県ケアマネジャー協会栗原支部事務局長でもおられる片倉朋和さんです!「本人主体の意思決定支援~高齢者施設・高齢者支援について~」というタイトルで御講話いただきました✨

専門職として関わるということは、配慮して関わるということ。「この人は困った人」「何回言ってもわからない人」ではない、ご本人には「わかりやすく説明を受けること」「支援付きの意思決定」は当たり前の権利であること。当たり前って意識していかないと忘れがちです、「知ってる」「前にも聞いたことある」だからこそ、もっと自分の中に基本を落とし込んでいきたいと思わされる研修でした😉
医療と介護では役割が違いますが、支援者としてお互いの立場・役割を知ることから始めましょう!自ずと相手の方の言いたいこと共有したいことがわかって連携が深まるはずですよ💕

2024年8月5日月曜日

令和6年度市民公開講座ありがとうございました!

 みなさん、こんにちは😀

梅雨明けの大変暑い中、たくさんのみなさんにご来場いただき『令和6年度市民公開講座』を無事に開催することができました✨✨

今年は、前日準備の時間を設けて、第1部の専門職者による展示・相談会のブースづくりを行いました😉




それぞれのブース担当者が思い思いに作り上げ、市民公開講座の当日を迎えました👍栗原文化会館の開館と同時に協力員のみなさまとブース担当者のみなさまへ最終打ち合わせを兼ねた顔合わせを行いました👐
所長の説明を真剣に聞く協力員・ブース担当者のみなさん↑
「減塩習慣」をPRしてくださった栗原栄養士会のみなさま↑
オレンジカフェを担当してくださった栗原市地域包括支援センターのみなさま↑
肌年齢測定は整理券を発行するほどの人気ぶりの宮城県看護協会栗原支部のみなさま↑
わんぱく塾卒業生のみなさま美味しいコーヒーをありがとうございました↑
灼熱の太陽のもと駐車場誘導ありがとうございました!↑
血圧や握力を測定して健康チェックをしてくださったピース訪問看護ステーションのみなさん↑
診療の調整をして相談ブースを設けてくださった栗原市歯科医師会のみなさま↑
「いくら」を作る実験が楽しそうでした栗原薬剤師会のみなさま↑
市民に向き合うやまと在宅診療所栗原の院長先生と事務長↑
縁日コーナーを盛り上げてくれた迫桜高校の生徒さんとスーパーボールすくいを楽しむ無邪気なおとな↑


第1部は医療と介護の専門職者による展示・相談会として開催いたしました。医療と介護、福祉が一体となって開催する市民公開講座は今年で2回目になります。市民が思いを吐露する場があること、専門職者同士が顔見知りになったことで医療や介護を必要とする市民への連動がスムーズになること、相乗的によい街くりはらが作られていくと思います!
第2部は若年性認知症当事者によるトークと映画「オレンジ・ランプ」として、200名以上の市民に来場いただき、大盛況の中令和6年度市民公開講座を終えることができました👏👏
当事者によるトークは、講師先生の認知症を発症してからの苦悩と享受して前を向いて生きる力強いメッセージは来場者のみなさんの心に沁みわたりました。そして、何よりもジュリーの名曲を披露していただいた時の会場の一体感は本当にすごかったです!
市民公開講座は在宅センターが主催となり開催いたしましたが、3人だけの力ではどうにもなりません。共催を承諾してくださった職能団体のみなさま、協力員やブースを出展するにあたり、快く賛同いただいたみなさまがいてくださったからこそやってこれたと感じます😃市民公開講座は終わってしまいましたが、センターの事業は続いてまいります!今後ともどうぞよろしくお願いします💕



2024年8月2日金曜日

連携が期待できそう!

 みなさん、こんにちは😀昨日梅雨明け宣言が発表され、東北南部は昨年より10日遅い梅雨明けとなりました🌞この暑さにも負けないよう、しっかり栄養休養取りながら乗り切っていきましょう!

さて、令和6年度市民公開講座を間近に控え、ブースを担当してくださる専門職者のみなさま、協力員としてご参加くださるみなさまも準備万端といったところでしょうか。普段のお忙しい業務の中、センターの事業にご快諾いただき感謝感謝です✨✨第1部を見に来てくださるみなさま、第2部のトークと映画を楽しみにしてくださっているみなさま、ご期待に添えるよう精一杯運営していきたいと思っています💪💫

7月のセンターは特に令和6年度市民公開講座の準備が中心となっておりましたが、年間計画にあるとおり「医療勉強会」を開催いたしました。報告が遅くなってしまいましたが、やまと在宅診療所栗原院長土屋菜歩先生を講師にお招きし「在宅医療の実際」についてお話を頂戴しました😄土屋先生のお話と資料から先生のお人柄が溢れ出る内容で、地域で暮らす患者様に丁寧に向き合い診療をされていることがよくわかりました✨

先日、大崎市で開業されている佐々木医院の佐々木惇先生とお顔合わせをいたしました😄精神科心療内科を専門とされ、大崎市だけでなく栗原市でも訪問診療を展開されているとのこと。病院間の連携だけでなく、介護支援専門員からの直接のご相談にも乗ってくださるそうです👍栗原市での連携も更にパワーアップできそうですね!佐々木医院のホームページはこちらからご覧いただけます😊

これからも連携の輪を広げていきたいですね!

2024年7月29日月曜日

オレンジ・ランプもうすぐです!

みなさん、こんにちは😀 梅雨明け宣言が待ち遠しい今年の夏ですね。子どもたちは夏休みになり、楽しそう!夏祭りも活気が戻り、各地での賑やかな夏の始まりにワクワクしています!みなさんは、夏の計画を立てましたか?

8月3日に在宅センターが主催となり、令和6年度市民公開講座を開催します‼テーマは認知症です😄もともと関心のある方も、そうでない方も。午前10時からは、小さなお子様からおとなまで楽しめるブースを設置しています。認知症はそんなでもないけど、お祭り大好きなキッズたち・医療や介護の仕事に興味がある学生さんもどうぞお越しください。医師や歯科医師、歯科衛生士、看護師、理学療法士、介護支援専門員、介護員、社会福祉士など色んな資格を持った方と会えますよ!午後0時半からは、認知症当事者のトークと、映画「オレンジ・ランプ」の上映を行います。観覧無料です✨
この日も、市内外でたくさんお祭りがありますから、あちこちはしごして、最後はそっと栗原文化会館大ホールのイスにお座りください😘
みなさまのご来場をお待ちしております😍😍

2024年6月19日水曜日

第2回医療勉強会ありがとうございました!

 みなさん、こんにちは😀連日暑い日が続いていますが、お変わりありませんか?関東では、非常に強い雨だったようですね。若柳のブルーベリーも今年は1ヶ月近く収穫が早いとお聞きしました👀

さて、昨日は、「第2回医療勉強会」を開催いたしました✨

テーマは「薬のはなし」として、3名の薬剤師の先生より「薬の剤型と服薬管理」「訪問薬剤管理指導とあまり知られていない保険薬局の業務紹介」「お薬を飲む際のあれこれ」というタイトルでお話いただきました😄


参加者のみなさまの感想等にも「薬のカタチで服薬の方法が変えられることがわかった」「訪問すると残薬がたくさんある方がいらっしゃるので主治医に相談してみようと思った」「研修会の内容を部署内で伝達してよりよい服薬管理ができるようにしたい」といったお話がありました😃✨

センターが企画をご説明に伺った際には快く引き受けてくださった薬剤師の先生方。顔合わせ、内容についての打ち合わせ、スライド資料作成と構成等々、お忙しい中何度も何度も病院へ足を運んでいただきました💦そして、それぞれの持ち時間が短くなってしまうにも関わらず、参加者目線での丁寧なお話とわかりやすい資料を作成していただきました💝改めて、センターが研修会を企画運営できるのは、ご協力いただける専門職者があってこそ!と実感いたしました😀ご参加いただく医療と介護の専門職者のみなさんにとって、よりよい学びの時間になるよう今後とも精進してまいりますのでよろしくお願いいたします💪💫

2024年6月7日金曜日

「第1回いしふか」ありがとうございました

 みなさん、こんにちは😀

昨日は、第1回意思決定をするひとの支援者としての自分を深めよう(いしふか)の開催でした!

第1回いしふかは、やまと在宅診療所栗原 院長の土屋先生を講師にお招きし『意思決定支援って何?』というテーマから意思決定支援のプロセスを学びました✨
“ひとの意思”という名に見えない哲学的な題材を丁寧にわかりやすく教えていただきました😄導入では「あなたの人生を振り返ってみよう」という内容で自分自身の振り返りを行いました。ご自分の印象に残った決定・選択が実現したときと誰かによって反対されたとき、自分の身に置き換えてみるとわかりやすく、グループワークも和気あいあいと進みました😃
「犬が飼いたい」という事例についても、みなさん立場立場で色々な創意工夫をされており、意見交換のおもしろさを実感しました😁犬はかわいいですよね🐕

意思決定支援における「犬が飼いたい」のメッセージをどう受け取るか。じっくり考える時間を持っていただき、次回9/5に第2回いしふかにお集まりください😉ひとまず三上家の犬を置いておきますね🐕