2025年6月23日月曜日

訪問看護の魅力が爆発した!

 みなさん、こんにちは😀今日は久しぶりに雨、梅雨らしい天気にちょっとホッとしています☔

タイトルですが、どうして爆発したかと言うと…訪問看護ステーションの会『まるっと』を開催しての感想を一言で表わしてみました😃ご参加いただいたみなさんから訪問の仕事を誇りに思っていらっしゃることが伝わってきて、アツい情報交換会となりました🔥🔥

グループワークの前に、センターより事前に管理者様向けアンケートを取らせていただき、その結果をご報告いたしました。内容としては、人員配置や対応可能な疾患、訪問エリアについて等です💻
そして、まるっとで聞いてみたい質問事項を最後につけて、アンケートの内容を基に話してもらってもよし、それぞれに話したいことをグループごとに意見交換をしてもらう流れで構成しました👌
とは言え、初めましての方もたくさんいらっしゃいましたので、恒例?アイスブレイクでは『輪飾り作り』をしてもらいました✂
大小さまざま、切り方もつなげ方も個性的です😁これまで、アイスブレイクで色々なことをしてきましたが、(統計を取っているわけではないのですが)“人生経験豊富な人がいるチーム”にはかなわない!ようです😌輪飾りは「個数を競う」ルールにしていますが、「長さを競う」というのも面白いかも知れませんね!
まるっとは対象者が訪問看護ステーションの職員で、少人数での開催でしたので邪魔にならない程度にこそっとセンターの職員もグループワークに入れていただき、お話を聞く事ができました。「こんなにいい仕事なのに、なんで人手不足になるのか!センターから客観的に見てどう?」なんて振られてドキッとする場面もありましたが、和気あいあいと楽しく意見交換をする様子が印象的でした✨
訪問看護の魅力は、一対一で看護やリハを提供できること。60分という時間をその一人の利用者様のためにして差し上げることは、病院の中では限界があり訪問看護だから細やかにできること。
初回には「何もしなくていいよ」とおっしゃる方が、回数を重ねていくうちに「ありがとう」と言ってくださること。穏やかな表情で迎えてくださること。
退院前カンファレンスってどこ発信なんですか?退院がわかったらやるって言っても、本人家族が準備し切れていないこともありますよね、というご指摘も退院が決まる前に状況や環境を整えて迎えてあげたいというお気持ちがひしひしと伝わってきました。

みなさんが、本当に楽しんでお仕事をなさっているんだと、嬉しい気持ちになりました😍

さて、先にいただいたお題ですが、ちょっと考えてみました💭これはあくまで個人的な見解です。正直、これが正解かどうかわからないところですが…。思いつくことをいくつか挙げてみます。

1.訪看がどんな働き方をするかわからない、経験不足…一人で患者宅を訪問し状況を把握してケアを提供してくることへの不安や自信のなさ、看取りが病院のように設備も人員も整っている環境とは限らない→実際、訪問看護師さんは自己判断・自己流でやっているわけではありません。医師などの専門職者の指示を仰ぎますが、そういった“知らないこと”への不安はあるのかな、と思います。

2.労働環境の違い、キャリアパスへの相違…訪問看護は、病院のように一つのハコの中で完結できる医療とは違うので、ハコの中のチーム体制に慣れていると取っつきにくいのかと思います。また、オンコール対応や休日・夜間等の待機など不慣れな勤務体制が働き方へのオンオフを付けにくいと感じたり、訪問看護師としての専門性がわからないというのもあるのかな、と。高齢者人口の増加の今、これからだからこそ同職種間でも訪問看護の魅力を伝える場は必要なのかもしれません。

3.給与や待遇…給与や福利厚生、ワークライフバランスなど経済的な安定と緩やかな働き方を好む世代へのアプローチ方法を変化させていく必要があるかと思います。仕事へのやりがいというよりは、充実した人生を楽しむ方へシフトしている価値への寛容な関わりを知る。

大きく3つ考えてみました。いずれにしても、センターとしては、「看護師」や「リハビリ職」の専門性を同職種間で多様な働き方を理解すること、また、退院前カンファレンスのご指摘にあったように医療と介護の専門職者がそれぞれの持つルールや情報を整えていくことも必要だと感じます。

情報交換では、たくさんの課題の提供をいただきました。今後のまるっともどうぞよろしくお願いいたします😉

2025年6月16日月曜日

長谷川新聞ニュース『くりんくだより』お楽しみに!

栗原市 築館にあります長谷川新聞店様が発行している『長谷川新聞ニュース』をご存知でしょうか。長谷川新聞店様が管轄している地域の新聞の折込チラシの『長谷川新聞ニュース』に栗原市在宅医療・介護連携支援センターの記事を掲載させていただいております✨

医療と介護に関する記事を掲載し、市民への普及啓発を目的としております「くりんくだより」ですが、今年はさまざまな専門職者にご寄稿をお願いしております😀定期的に掲載いただけるようにセンターとしても力を入れていきたいと思っております👍

6月には、やまと在宅診療所栗原の渡辺先生

居宅介護支援事業所イークアルの佐藤さん
にご執筆いただきました😊
次回の担当は…??どうぞお楽しみ!!



2025年6月12日木曜日

自職種の原点的思考を振り返る

 ・意思決定の大切さを改めて認識した

・自己決定、意思決定、医療と介護という違う分野でも、お互いに違う視点での情報交換をしながら、本人が望む生活ができるよう支援したい

・意思決定支援について、温情主義(パターナリズム)からの脱却、医学モデルからの脱却、本人の意思を尊重するためにさまざまな関わりの方法で、住み慣れた地域で生活できるよう支えていく必要があると感じた

・会話ができない方でも意思表示ができる事例を聞き、意思決定が難しい方でも家族さんの意見や話を伺うだけでなく、ご本人のちょっとしたしぐさや表情を見逃してはいけないと思った

・介護の原点的思考を振り返る機会になった


上のご意見は、先日行われた「第2回医療勉強会」の終了時に取りましたアンケートの自由記載の抜粋になります。医療勉強会は、医療・疾患について学ぶ回もありますが、今回はいつもと違う視点から学ぶことで自職種の原点的思考に立ち返ることができるとも言えます。

梅雨の始まりかを思わせる雨模様でしたが、90名を超えるお申し込みをいただきました✨いつもありがとうございます!
「第2回医療勉強会」は講師に宮城県ケアマネジャー協会栗原支部理事であり、法定研修の支援者でもいらっしゃいます公益社団法人宮城県看護協会栗原訪問看護ステーション居宅介護支援事業でケアマネジャーをしております千田麻美先生をお招きし開催いたしました👏テーマは、『医療と介護~患者と利用者~』です。ケアマネジャーの立ち位置から“医療”をどのように捉え支援をしているかを丁寧に教えていただきました😊

参加された方からは、「いつも見ている視点と違う視点で見ていくことは新鮮」「意思表出が難しい方の支援に悩んでしまう、そういう時はどうしたらいいでしょうか」「医学モデルと社会モデル、とてもいい話を聞きました、隣の人とちょっと話し合う時間は“施設の看護師って社会モデルと医学モデルの中間位の立ち位置”なんて話が聞けたこともよかった」とさまざまな感想が挙がりました✨

来月は、7月22日に開催します💁開催の1ヶ月前に案内をアップしますので、お待ちくださいませ😀

2025年6月5日木曜日

元気は地域から!

 みなさん、こんにちは😀気温がぐんぐん上がり夏の陽気🌴😎の本日、JA新みやぎ栗っこ女性部の元気なみなさんへ「マイストーリー講座」の出前講座に行ってまいりました!久しぶりのたろうちゃんの出番です✨

冬服からお着替えをして、毛糸の帽子とあったかい靴下を脱いで軽い装いになったたろうちゃん🎶講座の開始前から子育てのプロたちが集まってもみくちゃに!💦講話が始まっても、しばらく抱っこが続きました😁「おらいの孫はもう大学生だもの、何十年ぶりの赤ちゃんだっちゃ!」「人形なのに重たいこと!」みなさん、とても楽しそうでした😄

栗原版エンディングノートは、終活メインではなく、これまでの人生の振り返りとこれからの人生をもっと楽しむためにあります。どんな年代の人でも、気軽に書き進められるようになっていますので、気になる方はどうぞセンターまでご連絡ください💁お話を聞いてくださった方へマイストーリーは無料で配布いたします😉

今日用事がある人、今日行くところがある人、栗原のみなさんは今日も元気です!たくさん元気をもらった出前講座でした😀

2025年5月29日木曜日

いつまでも元気で生活するために

 みなさん、こんにちは😀

今週は暖かな日が続きましたね、週末から来週にかけて天気は崩れるようですが…中学生は中総体💪精一杯がんばって欲しいところです✨

さて、本日は出前講座に行ってまいりました!「いつまでも元気で生活するために」をテーマに健康講話をしてまいりました😄地域のボランティア活動などでご活躍されているみなさまでしたので、圧倒されるほどのパワーでした💨

みなさんの関心ごとは、「健康とこころ」「認知症」「健康食品」について。たくさんの質問が多く寄せられました。

若々しくいたい!と思っても、保てるものとそうでないもの。手放すものも増えていくのですが、それでも自分ができていることや大切にしていることに目を向けてできないことを受け止めると幸福感が増すと私自身感じています。
今日の話が少しでも参加者のみなさんの心に留めていただけると嬉しいところです😊


2025年5月21日水曜日

ケアって深い。。

 みなさん、こんにちは😀5月後半になり、一気に新緑が深みを帯びてきましたね😃

昨日は「第1回医療勉強会」を開催いたしました。80名を超えるお申込みをいただきありがとうございます。当日参加の方もありがとうございます。

「第1回医療勉強会」のテーマは、『在宅で行う床ずれ予防とストーマのケア』、栗原訪問看護ステーション看護師で皮膚・排泄ケア認定看護師の資格を持つ大内淑子先生に講師をお引き受けいただきました👏

皮膚の役割やスキンケア方法、オムツの使い方を改めて見直す機会になり、すぐにでも実践したくなるわかりやすいお話をしてくださいました👍また、先生ご自身が日々の業務で感じていることや対応方法などもお聞きし、ご本人ご家族との信頼関係を築きながらなさっているのだと感じ取れケアって深いなぁとしみじみ感じたところです💭💭

医療勉強会ではご参加いただいたみなさまのケアの実践に役立つ研修会の実施をしていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。今年度は、下記の予定で開催をする予定でおります。講師や内容の変更等がある場合には再度お知らせいたします😌



2025年4月25日金曜日

今、石巻が熱いという話

 みなさん、こんにちは😀

昨日、石巻市で行われた研修会に参加してきました😄その名も『食べる輪』です。石巻圏域の医療と介護の専門職の皆様が集まって「石巻圏摂食嚥下研究会」を設立し、2か月に一度研修会を行っているそうです。

会場は、マルホンまきあーとテラスで、参加費が500円かかります。4/24の内容はこちら↓
第1部は「実践で役立つ!嚥下のきほん、食事評価のポイント」として老健の現場で行っている嚥下リハを、わかりやすく教えていただきました。実際に“おせんべい”を食べながら、自分の口の動きや噛み方、飲み込むタイミングを確認しました。いつもなら気にもかけないことですが、改めて気付きの機会になりました。初めましてのグループワークで“プリン”を食べさせ合うという羞恥心にまみれた経験も、食事介助が必要な高齢者の気持ちを思うと相手の方への尊厳は大切にしなければ、と感じた時間でした。
第2部は、「必見!!のぞいてみよう👀ノドの中!」として、歯科医師の先生がVE(嚥下内視鏡検査)を目の前でご披露くださいました!目の前で、鼻から内視鏡を入れて実際に食べ物を口にして飲み込む様子をみました。おにぎり、生野菜サラダ、からあげ、スコーン、ゼリー、ぶどうジュース…モニターを見ながら、食べ物が塊を作って食道へ送り込まれる様子は驚きの連続でした。ひとの体ってすごい仕組みです。反射ってすごいことなんだと感心しました!生野菜やからあげ、スコーンなどはボソボソとして塊を作りにくく飲み込んでものどに残りやすい。咳嗽反射が鈍くなると誤嚥性肺炎を起こしやすい、ことばでわかっていても実際に仕組みをみることで理解が深まる勉強会でした。
「食べる輪」は、Facebookでもコミュニティがあるようです😀気になった方はぜひチェックしてみてくださいね👍10年も前から摂食嚥下研究会があったとは、石巻!要チェックですね✨