2024年10月9日水曜日

継続は力なり

 みなさん、こんにちは😀だいぶ早い時期から稲刈りが始まりましたね~みなさんは新米を食べましたか?季節の野菜、果物、お米も美味しい秋は食いしん坊には堪らないですね~😋そして、栗原に早くも雁が訪れました🐦昨年より数日早いそうです。秋の深まりも早いでしょうか~🍂

さてさて、本日のブログ、実は100回目の投稿になります👀👀💦💦何事も継続ですね✨そんな記念すべき回のブログは「第3回さざほざの会」のご報告です😀

平日の14時から開催の「さざほざの会」ですが、43名の方にご参加いただきました👏✨テーマは「介護申請について」です。病院看護師と地域医療連携室の職員が病院の外来通院をしているがん患者さんの介護申請の相談を受けるという事例について寸劇を通して、その内容をグループワークを通して多方向から話し合っていただきました💁
寸劇では、病院のMSWが「医師に言われた通り、近くの総合支所に行って介護保険の申請をしてください」と手荒な⁈提案をしたのですが、それを受けてどのように感じたかという内容と、自分ならどのように介護保険について説明をするかという内容で話し合いをしてもらいました。グループワークからは「末期がんといっても日常生活に支障がない今の状況だと、実感が持てないでいると感じた」「差し迫った状況への不安が出てくるかも」「インフォーマルな情報も欲しい」「制度の説明も必要だけど、ご本人がどれだけ病状を理解しているのか、ご自分のことより残されたご家族のことを心配しているかも」等々たくさんの意見が出ました。参加した医師からは「まずはヒアリングが大事なのでは。制度はさらっと、しっかり本人の話を聞いてあげるのがよい。介護保険の必要性が理解できないと申請しないと思う」という意見もありました。包括支援センター職員からも「病院で言われてきたことやご自分の現状にもたくさんの葛藤を抱えていると思った。自分なら、次の相談につながるように話を進めていくと思う」「代理申請という方法が取れることや主治医説明の段階から職員が同席する方法もある」という提案もありました。院内職員であるがゆえにわからないことや忙しいのに来てもらうなんてという遠慮、申請に至るまでの経過の辿り方や認定が下りるまでの対応、立場立場でいろんな考えが知る事ができたことは収穫ですね😀
次回は年明け3月5日に「第4回さざほざの会」を開催します!おたのしみに~!!

2024年9月18日水曜日

十五夜お月さんを見ながら

 みなさん、こんにちは😀昨日は十五夜でしたが、満月はご覧になりましたか?雲の流れがはやいのでかくれんぼをしているようでしたが、少し見ることができました👍

※↑写真はフリー素材です。ゆっくりお月見してみたいなぁと思いながら、昨夜も睡魔が勝った夜でした💧
昨日は、「第5回医療勉強会」がこの花さくや姫プラザを会場に開催となりました~本来であれば栗原中央病院の講義室を使うところですが、100名を超えるお申込みをいただき急遽会場が変更になりました💦急な会場変更にも関わらず、たくさんの医療と介護の専門職者にお集まりいただきありがとうございました✨✨
今回の医療勉強会は、やまと在宅診療所栗原の三田貴士先生を講師に、「ザイタクとトウニョウ」をテーマにお話していただきました。なんでカタカナなのか…みなさんもきっと思いましたよね!所長の千葉が「先生、その辺もどうぞ詳しく」と前振りを入れたのにも関わらず回答無しでしたから、これはみなさんから「カタカナの理由は…?」と直接先生にお尋ねいただきたいと思います😁😁

糖尿病を切り口にACPを考えるという新しいスタイルは、日常生活を支援するわたしたちがどのように患者さん利用者さんと向き合って情報を共有していくかを再確認させてくれたように思います。また、三田先生の診療への向き合い方や時々やってくるそそっかしい回答が医師への敷居をさげてくださったかのように感じました😄どんな疾患をお持ちの方であっても、その方が大切にするもの・ことを支援していきたいですね😊

次回の「第6回医療勉強会」は10/22(火)に行います。たくさんのみなさんのご参加をお待ちしてちしております💕ご案内は今週中にアップします👌

2024年9月13日金曜日

久しぶりにお出かけしました byたろ

 みなさん、こんにちは👶昨日は、大崎までお出かけしました🎵

宮城県北部保健事務所が主催する「令和6年度在宅医療・介護連携推進研修会」で大崎市の出前講座を体験してきました✨大崎市では、『~大崎市みらいノート~わたしのメッセージ』というエンディングノートを作成し、大崎市生涯学習出前講座の一環として行っているそうです😀

情報提供として、栗原市も「エンディングノートのご紹介」をさせていただきました💖いつもの出前講座のように赤ちゃん抱っこから始まって、マイストーリーの見本と長谷川新聞ニュースを回覧してもらいながら説明をしました😄

たくさんの市民に広がって、自分の生き方を考えるきっかけになるといいですね😉


★追伸★

9/17の第6回医療勉強会会場が変更しましたので、再度ご確認お願いします!たくさんのみなさんのご参加を姫プラでお待ちしております✨✨

2024年9月6日金曜日

ブラッシュアップだ!

 みなさん、こんにちは😀9月に入って、日が短く感じるようになりました💨暑さも少し和らいできたように思います🌞とはいえ、日中はまだまだ気温が高いですから体調管理に気をつけて過ごしていきましょう✨

さて、昨日は『第2回いしふか』の研修会がありました😃『いしふか』は、ご案内は1回限りですが41名の方にご参加いただきました✨覚えていてくださってありがとうございます!

第1回は「意思決定支援」の基本を座学にて学びました。第2回以降は事例を通してグループワークを中心に開催いたします。そして、デストライアルを毎回いたします。「自分の大切にしていること、もの、ひと」を書きだす作業がありますので、いつもじゃなくていいので、日々の生活の中から「これ大事にしたいな」というヒントを見つけておくと書きだす作業が楽になると思います🎵

研修会の冒頭に、所長が「人は毎日3万5千回も意思決定をしている」という話をしました👀私たちは朝起きてから、「何食べる?」「どんな服を着る?」「これとこれの優先順位は?」というように細々とした選択をして決断しているのです。短時間でたくさんの選択を余儀なくされることで起こる「決断疲れ」は心身ともにパフォーマンス力を低下させてしまうのだそうです。どうりで疲れるわけです😂

さて、第2回いしふかでは、コメンテーターとして栗原市内でご活躍をされている在宅診療医の2名の先生にお越しいただきました✨✨


まずは、事例「はるさんはお風呂に入りたい」をもとにグループワークを行い、参加者のみなさんにいっぱい話し合っていただきました。それについて、コメンテーターのお二人からコメントをいただくという形式で進めていきました😊はるさんの気持ちを推し量るという過程は、きっと参加者のみなさんが日々の支援を行うときに活かされていくと感じる発表でした👏コメンテーターの先生からも「日々指示を出す側にある立場であるが、みなさんが普段からよく考えて配慮しながらやっていることがわかる」「温泉のどんなところが好きなのか、場所が好き?入り方?お友達とおしゃべりするのが好き?利用者さんの思いに、どんな背景があるかを知ることで違う選択肢が出てくることがある」というコメントをもらいました。

ふだんの生活にどう関心を寄せるか、支援者としての力量は「いしふか」の会を重ねるごとにブラッシュアップされていくと思います!次回『第3回いしふか』は、12/5(木)の開催です✨お楽しみに~👋

2024年8月26日月曜日

ACPの研修会に参加しました

 みなさん、こんにちは😀今日から小中学校が始まった栗原ですね。朝の出勤時間にランドセル姿のお子さんや一生懸命自転車を漕いでいるお子さんを見かけると応援したくなりますね!そして何より保護者のみなさん、送り出しお疲れ様でした~✨…この解放感と疲労感のバランスなんて表現したらいいでしょうね💨

さて、先日「宮城県地域包括ケアシステムの深化推進支援 在宅医療・介護連携支援研修会」に参加しました😄テーマは「地域で始めるACP~元気なうちから始める意思決定とその支援について~」です😃普段は講師になることが多いセンター職員ですが、新鮮な気持ちで研修を受けてきました👍

話し合うきっかけは人それぞれですが、マイストーリーの出前講座をしていて、いつも思うことは、市民のみなさんは支援者が思うほど死をマイナスイメージに捉えていないということ。今回の研修会を通して、改めて人生会議の普及啓発は継続していかなくては、と感じました😊ちなみに、最近のたろうちゃんですが、冬服から衣替えをしたもののひっそりとロッカーの中に佇んでおります💧センターの業務が市民公開講座にシフトしていたのもありますが、そろそろ定位置に戻してあげたいですね😘みなさん、どうぞたろうちゃんの活躍の場を与えてください😁

2024年8月21日水曜日

“かばねやみ”してわがんねーの

 みなさん、こんにちは😀朝晩ちょっとずつ涼しさを感じることが増え、猛暑の季節もどうにか過ぎ去ってくれるかな~と思う毎日です🌴🌞まだまだ暑い日が続きますから熱中症に気を付けて過ごしましょう♪

熱中症と言えば、SNSで「入浴介助中にマスクを着けていたために熱中症になった」という投稿を見かけました。それに対するコメントに「マスク着用」に疑問を呈することがたくさん書き込んでありましたが、利用者さんとスタッフの健康を守るためにどうすることがいいのでしょう。これはマスクが悪いわけではない、マスクと熱中症は別個に考え安全管理を行う必要がありますね。

さて、昨日は「第4回医療勉強会」がありました!テーマは「心臓」について、講師として栗原中央病院 循環器内科の医師 髙田剛史先生と心不全療養指導士の澤邉直美先生をWキャストでお迎えいたしました👏

髙田先生から「心臓病」について、心臓の構造や仕組みをわかりやすく教えていただきました💖「心不全は心臓のポンプ機能失調を主体とした、いろいろな症状を呈する「状態」を示す言葉」であること、風邪の症状を例えに出してもらいフムフムと思うお話がたくさんありました💭また、心不全のステージには生活習慣病の段階から含まれていること、治療や予後についても表やグラフを用いて視覚的に訴えるものがありました💗

澤邉さんからは、宮城県循環器病予防推進計画のデータで栗原市はそこそこに悪い結果を出していることを教えていただき、「栄養・食生活、身体活動・運動、喫煙などの生活習慣に課題が多い 」「メタボ、肥満、高血圧の者が多いなど健康課題が多い」「循環器病の正しい理解が必要」と自分に当てはめると大変耳の痛いところですが、健康について改めて考えるきっかけとなりました。

そして、澤邉さん恒例の「事前課題」ですが、ご参加いただくみなさんがきちんと回答してくださるので大変興味深い結果となりました!

義母を連れて行くか、否か。事例に「義母」を出したことには深い意図はありませんが、と先に所長が申しましたが(笑)楽しみにしていたんだから連れていくという心優しい方が6割を超えておりました!心配だもの連れて行かないという選択をされた方は約4割。どちらの選択をしても間違いではありません👍👍みなさんの考えるその時の最善がそれだったのですから。そして、グループワークとして事前課題の進化で「もし、自分が水泳大会の応援に義母を連れていくか相談される側だったら」という視点で話し合ってもらいました。「自分だったら連れて行かない」という選択をした方であっても「工夫をして連れて行く」という支援者側の回答をされていることに「そう思うんだ!」と目から鱗でした👀👀

お二人の先生から、病気そのものを理解すること、そして、病気を持ちながら暮らすご本人の希望・意思決定を考える時間を頂戴し、医療って学ぶことが深いなぁと感じた会でした😇

それから、お二人の先生を後方から見守ってくださっていた循環器内科部長の矢作先生からも最後にひと言を頂戴しました✨「心不全の方の入浴について」よく質問があるとのこと。医学的には、血圧の変動が起こりやすい浴槽での入浴はリスクが高いので勧めていないことについてわかりやすくお聞きすることができました💫先生のお話を聞きながら『もし、支援者としての“私”の前に「お風呂に肩まで浸かりたい」という希望を持った方がいたら、どうしますか?』という事例使えるなぁなどとよそ事を考えてしまう私がいましたが…😙そんな討議をする時間が持てると連携はもっとおもしろくなるでしょうね!

次回の「第5回医療勉強会」は9/17です✨「ザイタクとトウニョウ」をテーマにお話をいただきます。心臓に引き続き、生活習慣病にならないよう不摂生を整えていきたいと思います。

かばねやみ(怠け者、面倒くさがり)はダメですよね~😇😇

2024年8月8日木曜日

第2回さざほざの会を開催しました~

 みなさん、こんにちは😀昨夜は久しぶりに雷雨でしたね⚡☔暑さも和らぐかな?と淡い期待を抱きましたが思ったほど気温は下がりませんでした💧お盆を過ぎたら少しいいかな?と思いつつ体調管理に気をつけていきたいものですね✨

さて、昨日は「第2回さざほざの会」を開催いたしました👏今回の講師は、介護老人保健施設PFC藤の里の施設長で、宮城県ケアマネジャー協会栗原支部事務局長でもおられる片倉朋和さんです!「本人主体の意思決定支援~高齢者施設・高齢者支援について~」というタイトルで御講話いただきました✨

専門職として関わるということは、配慮して関わるということ。「この人は困った人」「何回言ってもわからない人」ではない、ご本人には「わかりやすく説明を受けること」「支援付きの意思決定」は当たり前の権利であること。当たり前って意識していかないと忘れがちです、「知ってる」「前にも聞いたことある」だからこそ、もっと自分の中に基本を落とし込んでいきたいと思わされる研修でした😉
医療と介護では役割が違いますが、支援者としてお互いの立場・役割を知ることから始めましょう!自ずと相手の方の言いたいこと共有したいことがわかって連携が深まるはずですよ💕