2026年9月24日木曜日

薬局という『相談の拠点』を、あらためて知る。

 みなさん、こんにちは😀本日は9/15に開催いたしました「第2回医療勉強会」の報告です✨今回の医療勉強会では、栗原中央病院の近隣にあります3名の薬剤師の先生をお迎えし、調剤報酬のしくみから、残薬・服薬支援の現場、そして薬の保管や相談のコツまで、盛りだくさんの回になりました😃

薬局にまつわる制度の話、現場の困りごと、そして日々の暮らしに直結する薬の保管や相談の話…どれも「困ったときは薬局へ」というメッセージにつながっていたのが印象的でした✨

お一人目は、仙台調剤栗原店の祐川先生😊テーマは「調剤報酬点数の概要ー算定要件から件から知る薬局にお願いできること」として、保険調剤薬局がどのような場面で医療介護連携に関わるのかを調剤報酬2026年改訂のポイント5つを中心に学びました😉

  • 調剤時残薬調整加算
  • 服用薬剤調整支援支援料1
この2つについては、高齢者は多剤併用になることが多いので“かかりつけ薬局”さんとの連携があることで、「飲み忘れちゃった」ということが続く利用者さんがいたとしても、加算の対象者であれば残薬の確認や調整をしてくれることで解消するケースもあることがわかりました👍
  • 服薬情報提供料2
  • 外来服薬支援料1

服薬状況の変化や気づきを薬局から共有してもらえることが増えると知り、利用者さんの生活の様子がより立体的に見えてくるような気がします😄

「最近飲み忘れが増えてきたみたいです」 「副作用の可能性があるかもしれません」 そんな一言が、ケアプランの見直しや支援の方向性を整えるうえでとても大切だと改めて感じました✨

  • 施設連携加算

施設と薬局の連携が評価されることで、施設入所されている利用者さんの服薬管理がより安心できる形になるのではないかと感じます✊

祐川先生のお話を当して、今回の改定は“点数が変わった”というよりも、利用者さんの服薬を、薬局とケアマネが一緒に支えていくための仕組みが整った💪そんな印象が強く残りました💫


お二人目は、日本調剤くりはら薬局の山田先生😃栗原に着任して1年半弱の山田先生、日々の業務から見える服薬支援の大切さをお話しくださいました✨テーマは、「残薬管理から始まる継続的な服薬支援」です👉👉

「これは日に3回」「こっちは寝る前」というように書いてある通りに飲んだつもりでもピタッときれいに飲み切らないということありませんか?たくさんの薬をもらっている高齢者であれば、なおさらなのでは😖💦診療科ごとに受診日が異なる方、処方日数が7日なのか28日なのか60日なのか、状況によっては残薬数がわからなくなるということもあるのではないでしょうか😓そういう時には、「なぜ飲めていないのか」を薬剤師が丁寧に確認するそうです😌

  • 薬が多くて飲みにくい→薬の一包化、色線でタイミングを可視化、日付の印字、薬カレンダーの使用
  • 飲んだか忘れてしまう→服用時点の簡素化(毎食後を朝夕に)、徐放性製剤への変更を提案(薬の有効成分をゆっくり出させることで服薬回数を減少させたりする)
  • 忙しくて飲み忘れる→生活リズムに合わせた服薬提案
こうしてお話を聞いていると、保険調剤薬局は患者さんの生活に合わせて“無理なく続けられる服薬”を一緒に考えてくださるんだな、と感じました😊近くに頼もしい先生がいてくださるのは有難いことです✨
また、取り組みとして、過剰な残薬のお預かりとフォローアップをしてくださるそうです😉対象者は、残薬調整をしても処方日数以上の残薬がある方(例:28日処方なのに残薬が28日以上ある方など)とのこと。薬局で預かっていただけるということには、
  • 必要な分だけ渡すことで服薬状況を把握しやすい
  • 処方変更時の飲み間違いを防げる
  • 次回処方時に確実に残薬調整ができる
というメリットがあります✨
フォローアップの流れとしては、
  1. 患者さんが残薬を薬局に持参する
  2. 必要日数分だけ返却し、過剰分は薬局で預かる
  3. コンプライアンス不良(医師の指示通りに服薬ができていないこと)があれば電話でフォローする
  4. 次回来局時に服薬状況を確認
薬局が残薬を預かることで、継続的な服薬支援ができるようになります🙆お薬の管理に困ったときには、薬局に相談をしていいということがわかったのは大きな収穫ですね😉


お三人目の講話は、アイン薬局築館店の佐々木先生です😀薬剤師として初めて勤務した地がここ栗原とのこと、栗原の方は優しい方が多いと話されておりました✨
佐々木先生のテーマは「薬剤管理の注意点と薬局の相談について」です😌薬剤の保管について、意外と私たちは知らない“室温”の意味。手始めにクイズとして、「第十八改正日本薬局方において、“室温”はどれ?」という難題が…😦室温は1~30℃と定義されているそうで、ものの見事に薬剤師さん方だけが正解しておりました👀💦多くのみなさんが15~25℃と回答、それは“常温”なのだそう😚
誤った方法で薬を保管すると、高温で成分が変質してしまったり、湿気で錠剤が崩れることもあるそうです💧処方を受ける時にはしっかり話を聞いておかないといけないんだと感じました💨どうしても、「薬局はおくすりをもらいに行くところ」というイメージが拭えない、ということありませんか😒「なんか忙しそうだなぁ」とか「話しかけていいのかなぁ」とか。佐々木先生のお話の中で、薬剤師の介入が再入院の予防につながった事例について説明がありました。薬が段ボールに入りきらないほど余っている、という家族からの相談を受けて訪問薬剤管理指導に入った70代男性の事例を聞き、そういった関り方もあるんだと改めて知る機会になりました✨
また、薬局とケアマネジャーとの連携という点では、「ケアマネジャー・ケアスタッフのための介護支援の手引き」を使ってお話しくださいました✨診療報酬改定でも薬剤師とケアマネの連携強化が明記されておりますが、薬剤師さんは来局する患者さんにケアマネさんがいるかわからないことや代理来局が多く情報が不足していること、必要な薬学的情報が共有され肉といった課題があるとお話くださいました。そこで、薬学的評価をケアプランに反映することができるとよりよいサービス提供ができるのではないかと提案いただきました👏
グループワークやディスカッションのように講師と会場が一緒になって「くすりのこと相談できていますか」という話題で盛り上がりました😀

3名の先生のお話から、薬局に相談することで飲みやすくなったり、効果の改善につながることもあること。診療報酬改定の面からも、「渡すだけの薬剤師」は評価されにくくなっており、国としても薬局の役割強化を進めていること。困った時には薬剤師に一報を!「相談のために薬局を使う」というのも立派な使い方になるということをしっかりと理解しました✨
勉強会を終えて、「これからもっと薬局さんに相談してみよう」「利用者さんの服薬のこと、遠慮なく共有していこう」そんな前向きな気持ちになれた研修でした😄3名の先生方、ありがとうございました❣✨

2026年9月4日金曜日

世界に1冊だけの本と、秋の夜長のはなし

 みなさん、こんにちは😀すっきりとしない雨の日が多い9月の始まりですが、いかがお過ごしでしょうか😊

今月訪れる連休には、いよいよ稲刈りシーズンを迎える農家さんもあると耳にしました🌾黄金色に実った田んぼとアキアカネが飛んでいる様子を見ると、秋の訪れをを感じてうれしくなりますが、これだけ雨が続くと「長雨の影響が出ないといいなぁ…」と思うところです☔

実りの秋を無事に迎えられるよう、そして農家のみなさんが無事に作業を終えられるよう、すっきりとした秋晴れが広がることを祈るばかりです🙏💦💦

さてさて、今回は9/2に行いました『第3回ブックカフェ』のレポートをお送りいたします📖

『第3回ブックカフェ』は、栗駒地区にあります「CafeBeetle」さんをお借りして開催いたしました☕今回もそれぞれおススメの1冊を持ち寄って始まりました~😌
まず、みなさんに取り組んでもらうことは「世界に1冊だけの本」を作ってもらうこと。季節はちょうど秋の入り口🍂表紙にそれぞれの名前を書いてもらったらあなたの物語の始まりです✨中を開くと「秋の夜長をどう過ごす?」という質問が…みなさんならどうお書きになりますか?参加されたみなさんは、「芸術の秋」「もちろん読書」「スポーツジムで汗を流すこと」「夜空を眺めながら好きな音楽を聴いてぼーっとしたい」「寝る前にアイスを食べること」等々個性あふれる回答でした✨
CafeBeetleさんのランチメニューである野菜たっぷりのサラダと芳醇なバターの香りが食欲を掻き立てるピラフをいただきながら、おススメの本の紹介の始まり始まり~✨
トップバッターは所長の千葉から。選んだ本は「わすれられないおくりもの」です。大切なひととの別れを、森の仲間たちが“思い出”という贈り物を通して乗り越えていく物語で、世界各地で翻訳されている有名な絵本ですね😊大切なひととの別れはつらいけれど、そのひとから受け取ったものはずっと心から消えないで残っている―――読んだ後に気持ちがじんわりと温まる絵本です📚✨
ケアマネジャーさんは、「ケーキの切れない非行少年たち」をセレクト📖「普通ならかかるはずのブレーキが、どうしてかからなくなってしまうのか」問いかけながら、非行に至る子どもたちの多くがごく普通の子であり、その裏に精神的なしんどさを抱えていることも少なくないことや、「こうしたら悲しむ人がいる」というところまで想像が届かない子がいること。非行はいけないこと、でも一概に悪いと決めつけられないからこそ支援が必要なんだという言葉が印象的でした👍また、読書家のケアマネジャーさんは「読書生活デザインノート」を買い、心に残った一筋を書き留めているそうです👀✨この本を読んで心に残ったところを教えてくださいました。「子どもに好かれるというのは、挨拶をする、名前を覚える、そういう人と人との関係そのもの」という言葉。特別なスキルはいらない、人として当たり前のことを積み重ねていけば、それが子どもの育ちにつながる。「子どもに限らず、誰にでも当てはまること、肩ひじ張らずにやっていけばいいんだな」と思ったそうです😊

グループホームの職員さんは、「暮らしの手帖」という雑誌を紹介してくださいました✨その中の記事に、昔々の「着せ替え人形」の特集を発見して、自宅の倉庫から80年ほど前に作られた着せ替え人形を探し出して持ってきてくださいました😉ご家族からは“がらくた”と思われても大切な宝物の1つを触らせていただきました✨

「大日本國防夫人会」のたすきと割烹着は昭和初期を彷彿させ、時代を超えてやってきた貴重な資料に感動!みなさん、真剣に着せ替え人形を楽しみました✨

↓は三上が合わせてみたものです。この人形には後ろ姿も繊細にあしらわれていました👀お着物の柄も素敵ですが、ちっちゃい女の子のワンピース姿もかわいい💖今の子どもたちは着せ替え人形はシールタイプなので、この作品を見たらきっとびっくりするでしょうね😂料理や生活に役立つ情報を知ることができる雑誌、丁寧な暮らしが見え隠れする時間でした✨


地域包括支援センターの職員さんは、「すごい左利き」という本をオススメしてくださいました😃ご自身が左利きでいらっしゃるそうで、利き手が違うとしっくりこないエピソードを教えてくださいました😊駅の改札、自動販売機のコイン投入口、運転席のドリンクホルダー、ファミレスのスープバーのおたま、どれをとっても右利き仕様👀💦世の中の9割が右利き用にできている中で、ちょっとした不便さを少しずつ解消していけるといいなと感じているそうです😊✨
看護師さんは、絵本「おやゆび姫」を紹介してくださいました😄幼いころに買ってもらった大切な1冊なのだそうです✨引っ越しや何かの時になくしてしまい、大人になってから買い直したという思い出の詰まった本を1ページ1ページめくりながら教えてくださいました。優しくも繊細な絵のタッチが懐かしく感じられる1冊でした💕
「旅に出たくなる日本地図」を紹介してくださったケアマネジャーさんは、多彩な方で若柳に古民家を活用したアートギャラリーを始めたのだそうです👍日本のあちこちを旅をして、心に残った景色や出来事が芸術作品に描かれていくのかな😌旅に出たくなる日本地図、一般的な観光ガイドブックとは異なり、地図帳ならではの一覧性ときれいな鳥観図がたまらない1冊です✨ページをめくるごとに旅をしている感覚が味わえるので面白いです👏
作品を眺める、本を読む、考えに耽る、自分の心の中に小さな余白が生まれる瞬間でもあるのでしょうね😌✨センターは、いつまでも人と人との出会い、つながりをつくる場所でありたいと思います😉次回もまた、みなさんと楽しい時間過ごせますように…✨